全体を手で包んでそっと擦りながら先端をチロチロ舐めると悠真は気持ちよさそうに笑って私の髪を優しく撫でた。
自分の愛液のついた手で髪を触られるのは嫌だったけど悠真の手だから受け入れられた。
唇を
唾液をたっぷり絡ませるように舌を動かしながらゆっくり抜いて、再びジュルジュル口の中に含む。繰り返しながらそっと手の平でタマに触れた。
「ん…気持ちいい」
悠真の色っぽい声がもっと聞きたい。
口の動きを早め右手で睾丸を触りながら左手でそっと太腿の付け根やお尻を撫でた。
う、と小さく呻くような喘ぎ。
もっと、もっとと喉の奥へ吸い込む。
苦しくてむせそうだけど悠真に気持ちよくなってほしいから…彼は余裕なさそうに食いしばった隙間から強く息を吸う。
そしてストップ、と言いながら私の頭に手をかけ動きを止めさせた。
「彩香…もう入れたい」
「うん…私も、ほしい…」
彼に腕を惹かれて立った私は悠真に誘導されるまま下駄箱の上に手をついて大きくお尻を突き出す。
すぐに後ろから彼のそれが擦り付けられた。
ヌルヌルと割れ目を先端が撫でる。二、三往復したと思うと一気に深く突き入れられた。
彼は嬌声を上げて仰け反る私の腰を強く掴んで腰を打ち付ける。
動く度にグチュグチュと粘り気のある音が響く。
激しく揺さぶられてハイヒールの踵がコンクリートをカツカツ叩いた。
「あっあぁっ、はげし…いい…っ!はぁあっ」
「っそんなに声、出したら、誰かに聞かれるかもよ」
彼のいじわるな一言にグっと息を止めて声を抑える。
幸いなことに誰かが廊下を歩いているような音はない。
聞こえるのは二人の荒い呼吸音と肌がぶつかる音、そして卑猥な水音…
「んん…っ、ん、っはああっ、あ、あ、あん」
蜜壺の奥から全てをかき出し泡立たせるように激しくかき回され抑えていた声が喉の奥から溢れだす。