「お疲れ様」
「‥‥‥ほんとにいた‥‥‥」
「なんだよ?」
「いえ、じゃ、移動しましょうか」
あたしたちはどこかぎくしゃくしながらラブホテル街へと向かうのだった。
ホテルに着くなり彼は手慣れた手つきでホテルの予約を取る。
多分数回はここにきているのだろうと思わせる感じがした。
それはまぁ置いといて、入室するとあたしは思いっきりはぐをした。
胸板が、身長が、ちょうどよすぎで落ち着く。
抱き返されればあたしは彼に欲情した。
彼の両ほほを両手でつかんで引き寄せて、長いキス。
舌をからませればくちゅ、といやらしい水音が響いた。
ベッドに向かって歩きながらお互いに服を脱がしていく。
そして胸の先をグニグニと刺激されて、あたしは身体をビクッと反応してしまう。
手つきがいやらしくって気持ちがいい。
やんわりと豊満な胸をもまれれば、一気にそのモードになった。
「ぁ‥‥‥」
唇が離れれば彼は胸の先端を口に含んだ。
口内でくるくると弄ばれれば、いやらしい声が止まらない。
「ぃ、あ、」
ちゅ、ちゅ、と部分部分で吸い込まれたり、甘噛みをされたり。
胸が一番弱いあたしはぶるっと震えた。
この人‥‥‥うまいな。
ベッドにダイブすればすぐさま指が膣に向かって撫でられていく。
あたしはその行動がドンドンとエスカレートしていき、
クリトリスに近づいてきた。
早く、と思わせるくらいじらされる。
あたしは耐えきれずに「入れて」と
そう言われれば、彼はニコッと笑って指を一気に2本入れてきた。
「っぁぁぁあぁあ!!」
久しぶりに他人から与えてもらった刺激に耐えきれず、
あたしは一人でかんたんにイキそうになった。
………
………
「あれ?イったと思ったけど」
「ぁ、はぁ、まだ‥‥‥」
「じゃ、これは?」
その指は入り口付近ではなくて奥まで入れ込まれる。
大き目な声が出た。
それほど気持ちがいいから。
この人も気づいたのか
出し入れが激しくされ、指が膣から出るとクリトリスにあたしの愛液を混ぜて撫でる。
その流れが気持ちよすぎで頭が真っ白になりそうだ。
けれどもあたしは待てそうにない。