不倫・禁断の恋

平凡主婦の追っかけ性活

あることがきっかけで2人の関係はあっけなく終わる

元々旦那とのセックスレスが引き金となり、私の追っかけ性活は始まったわけだけど、1年3ヶ月もの間、よく旦那に見つからずにこれたものだ。

そもそも他人に無関心な旦那だったことも幸いしたのでしょう。

私が木島さんのファンになり、2~3ヶ月に1回、地方遠征に追っかけに行くのも、家事と子育てに手抜きをしないならと容認してくれていた。

よもや、そこで自分の妻が旦那でも知っているぐらい有名なジャズトランペッター・木島昌大に抱かれているなんて夢にも思っていなかっただろう。

それ以来、グルーピーの私と木島さんとの逢瀬の場所は、決まって地方ライブの際の宿泊先のホテルだった。

東京でもライブはあったのだが、彼の奥様から、

「浮気はしていいけど、私たちが住んでいる東京ではないところでして」

と言われていたからか、都内でのライブ終演後は、真っすぐに自宅に帰っていたらしい。

そんな事情もあり、私が行ける地方ライブを木島さんのオフィシャルサイトから選んで連絡していた。

すると、彼は宿泊するホテルを教えてくれるのです。

大概午後9時を回った頃に、同じホテルの別の部屋に泊まる木島さんからメールが来る。

「今から行くよ」

と連絡が来ると、ペンを入り口のドアと壁の間に挟み、廊下からはわからないように細く開いた状態にしておく。

ホテルの部屋のドアをノックし、ドアが開くのを待つ間、廊下で待つ姿を他の宿泊客に見られないようにと木島さんからの指示だ。

1分もせずに小さく2回ノックがあり、木島さんが入ってくる。

シャワーは互いに済ませているので、すぐにベッドに入った。

ディープキスをした後、チューチューと音を立てて乳首を吸われる。

「ああ、いい・・・。もっと、もっと吸って・・・」

私はその快感に大きく仰け反り、乳房を木島さんの口に押し付けた。

「痛っ・・・」

吸われて膨らんだ乳首を思い切り強く噛むのが、木島さんのいつもの癖だった。

1週間はブラジャーをすると痛むほどの噛み跡が残る。

「痛みが出るたびに、俺を思い出せるようにだよ」

と噛まれて怒った私に、木島さんは言い放った。

グルーピー故の制限はまだまだあり、コトを済ませると、木島さんはピロートークもそこそこに、慌ただしく部屋を後にする。

決して朝まで一緒にいることはない。

グルーピーにとって、そんなこともあり肉体的要求が過激になるのだろう。

「ねぇ、早く入れて・・・」

「うん?何を早く入れて欲しいのかな?」

「もう、意地悪ね。あなたのおちんちんが欲しいの・・・」

「ふふ、いやらしい娘だな真由美は。まだ俺のムスコを舐めてもいないのに」

「だって、今日は我慢ができないの」

我慢を強いられ、身を捩りながらワケを話した。

木島さんは満足そうな表情になり、左手で私の右脚を掲げ上げ、右手でペニスを握り、私の膣口に擦り付けた。

「まだ上の口で味わってもいないのに、もう下の口が欲しがっているなんて、ホント我がままだな」

先走り汁を滴らせたペニスの先端でクリトリスを突いた。

「あなたのライブの最後の曲“エミリー”を聴いていたら、ものすごくあなたのおちんちんが欲しくなったの」

「エミリーという曲は、昔の彼女のために作った曲だよ。君と同じでよく濡れる娘だったなぁ」

自分の曲で私が感じていることにご満悦な様子で、ご褒美にやっとペニスを挿入してくれたのだ。

「あっ、あふん、あうっ・・・」

「俺のライブとセックス、どっちが感じる?」

腰の動きを緩めることなく、彼は私に聞いた。

「りょ、両方とも、気持ちがいい・・・」

「今日のライブ中も、俺の演奏を聴いて濡れたの?」

「ぬ、濡れてた・・・」

望んだ返事に気分を良くした証拠に、さらに激しく腰を打ち付け、グッチョグッチョと膣の音が大きくなった。

「もう、ダメ、お願い出して!」

「OK!出すよ、たくさん出すよ」

「うっ・・・」

恍惚の表情で顔を歪めながら、精液を私の中に放った。

こうした関係は2年間続いた。

別れたきっかけは、私が既婚者ということを知られてしまったことでした。

後から知ったことだけど、木島さんは不倫が発覚するとややこしくなることから、決して人妻とは関係を持たなかったらしい。

私と会っている時も、ほとんどプライベートの話はしなかったので、ずっと私が結婚していないと思っていたようだ。

私も敢えて結婚していると言わなかったが、ふと話の流れから、私に旦那と子供がいることを知ってしまい、別れを切り出されたのです。

グルーピーとして私自身も十分楽しんだので承知し、2人の関係は呆気なく終わった。

同時に私の追っかけ性活も潮時を迎えたのである。

木島さんとの関係に終止符を打ってから、約1年がたった頃のことでした。

昼食後に一息つき、昼のワイドショーを見ていると、大物ミュージシャンと人気女優のビッグカップルが、ついにゴールインしたというニュースをしていた。

何とそのミュージシャンというのが、あの木島さんだったのです。

日本を代表するジャズトランペッター・木島昌大が、35歳の人気女優・星セイラと電撃結婚したというのだ。

1年ぐらいもう彼とは会うことはなく、もちろん、連絡も一切取っていなかったので、彼の姿を見るのは久しぶりだった。

星セイラとのツーショット会見で結婚を発表している木島さんは、満面の笑みでとても幸せそうな表情をしている。

そんな他の女と幸せそうにしている彼を見ていると、なぜか段々心の底から嫉妬心が込み上げてきたのです。

あんなに愛し合ったのに、私以外の女と結ばれるなんて・・・。

十分に納得して別れたはずなのに、もう悔しくて悔しくて仕方がなかった。

ましてや私より年下で超美人な女優を選んだんだから、そりゃ悔しいでしょ。

私を捨てていつの間にこんなキレイな女優さんと・・・。

しかし、えらい年の差婚だな。

私が木島さんと最初に出会ってから彼此4年ぐらいたつ。

彼は今年65歳になるので、35歳の星セイラとは30歳差婚だから驚きだ。

ただ、こうなっちゃってしまったからには、悔しいけど元カノとしては2人には幸せになってもらいたいと願うしかない。

私以上の女を見つけたんだから仕方がないと無理やり自分に言い聞かせた。

しかし、この年の差で本当にやっていけるのだろうか。

すぐに離婚なんてことにならなければいいけど・・・。

案の定、2人は結婚してわずか半年後にスピード離婚をしてしまいました。

何でも木島さんがファンの女性に手を出して不倫していたのがバレたからだとか。

因みに、私は今年45歳になりますが、お陰様で今では夫婦関係も改善し、一時期悩んでいたセックスレスも解消され、旦那とは以前のように仲良くしています。

- FIN -

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