白い胸と、その中心でツンととがった乳首がミズキの目の前へと晒される。
「下も脱いで」
愛子は言われた通り、震える手でゆっくりとショーツも下した。
ミズキの目の前で、片方ずつショーツから足を引き抜き、それも床に落とす。
ブラジャーを外した時に浴衣の袖からも腕を抜き、浴衣は愛子とイスの間で一枚の布となり――愛子の身体を覆うものは何もなくなってしまった。
そうして下着を脱ぎ切っても、ミズキは何も言わない。
シン、と静まった部屋でミズキの視線を痛いほどに感じる。
綺麗な瞳が愛子の身体の上から下までゆっくりと眺めている。
じっと見つめられると、身体の奥がジンジンと熱く疼きだす。
「脚、開いて――」
彼の声に脳がじんとしびれる。
何も考えられず、言われるがままに愛子はゆっくりと足を開いた。
ミズキが床にひざまずき、愛子の太ももを手でつかむ。
「あ――」
彼の指によって性器が押し開かれ、愛子の秘部がミズキの目の前へと晒された。
そこはピンク色の粘膜で、トロトロと透明な液体が染み出している。
触られてもいないのに潤み始めたソコをミズキは見つめ、上目に愛子を見やった。
「もう濡れちゃってるよ?愛子さん……期待しちゃった?」
「そんな、ことっ……」
恥ずかしくてたまらない。
それなのに、愛液はさらに溢れ出して尻の間を伝っていく。
「そんなこと、あるよね。ほら、また……」
「あっ!ああっ!」
ミズキの舌が、トロトロと愛液をこぼす割れ目をなぞった。
ぴちゃ、と水音がして、生暖かい柔らかい舌が敏感な場所を撫で上げる。
視線によってたかめられていたソコに直接刺激を与えられ、愛子は耐えきれずに甘い声を部屋に響かせた。
「ん、愛子さんのここ……どんどん溢れてくる…」
「っ、ふ、んんぅっ、あっあっ、あっ!」
舌はゆっくりと割れ目に沿って上下する。
唇が敏感なクリトリスをむにむにと食み、舌先が膣口を刺激する。
その快感に愛子の身体はびくびくと震えた。
唾液と愛液が混ざり合い、ぬるぬるとしたソコが舌と唇で何度も何度も愛撫される。
舌先が膣へと侵入しようと動き、硬くなったクリトリスに歯が軽く当たって目の前がチカチカと白くなる。
「はっ、ふううんっ…あ、あ、だめっ……」
じゅるっと水音を立ててミズキの唇が性器に吸い付き、敏感な部分を刺激する。
閉じられないように太ももを手でしっかりと固定され、びくびくと小さく震えるクリトリスを何度も舌でこすられて――愛子はあまりの気持ちよさに、腰をくねらせた。
「いっ、く…っ、いくっ、あっだめっ、いっちゃうっ……!」
絶頂の予感に身体に力が入り、腹が震える。
尖り切ったクリトリスに唇を当てられ、ちゅううっと重点的に吸い付かれると、一気に愛子は絶頂へと押し上げられた。
「はっ、あ―――っ、あっ、あっあっ!」
クリトリスがびくびくと痙攣し、膣がきゅうっと収縮する。
たまらない快感が下腹部をしびれさせ、何度も身体が波打った。
赤くとがった乳首を見せつけるように胸が反り返り、背筋がしなる。
年下の男の舌と唇で、愛子は絶頂して椅子の上で脱力した。
「あっ……は、あ……」
絶頂の余韻で小さく甘い吐息を漏らし、腹がびくっと何度か震える。
「いっちゃったね」