「んあぁっ!弘樹、いきなり過ぎっだよぉ…」
「玲奈が、吸い付いたんだよ」
「や、そんな、こと…ああああっ!」
ぬるぬるした柔らかい入り口と違って中はきつく、ペニス全体を締め付けながら奥へ奥へと引き込んでくる。
それに逆らうように僅かに腰を引きズッと奥まで突き上げると玲奈はこの家賃の安いアパートの隣人に聞こえてないか心配になるほど大きな声を上げて仰け反った。
彼女がしがみつくように抱きついてきた。
まるでそれが何かの合図でもあるかのように俺は理性を忘れひたすら激しく打ち付けるように腰を振った。
セックスが終わった頃には喧嘩の理由なんてすっかり忘れていたし、またセックスの為に喧嘩するのもいいかもしれない、等とアホな事を考えてもいた。
- FIN -