学生もの

ある夏の日、保健室で…

そんな明日香の気持ちをわかっているかのように、海斗の指は止まることなく乳首を攻め立てる。

表面を優しくこすり、指で左右に押しつぶされると、たまらない快感に明日香はうっとりと表情を緩めた。

乳首への刺激が下半身へと伝い、下着に包まれた秘部が熱くぬかるんでいくのを感じる。

明るい保健室の中で、すぐ近くに他の生徒の気配を感じながらこんなことをしているなんて、と思えば思うほど興奮して、たまらず明日香は腰をくねらせた。

海斗の下半身が硬くなっているのを制服越しに感じる。

たまに吹いてくる風が明日香の頬をなで、カーテンが揺れるたびに外から見えてしまうのではとドキリとする。

それなのに身体はどんどん高まっていくのだから、もう止まることはできなかった。

明日香の掌が海斗の下半身を撫で、ズボンの上から尻の肉の弾力を確かめるように這う。

制服の下でビンビンに勃起した性器が痛いくらいに明日香の下腹部に押し付けられていた。

「かいと、これ……すっご……」

「うん、やばい……」

ズボンのチャックを外すと、下着がじんわりと湿っている。

下着の上からソコを上下にこすると、耐えられないとでもいうようにペニスがびくりと震える。

先端をつまむように刺激すると、海斗が低くうめいた。

「ベッド、行こう」

耳元でかすれた海斗の声。吐息が耳を撫でる。

欲情した海斗の声が脳を溶かし、全身が快感を求めて疼きだした。

海斗に手を引かれ、ベッドに二人して倒れこむ。

一番窓に近いベッドが二人分の体重を受けてぎしりと音を立てた。

明日香の上に海斗がのしかかる形で二人の身体が重なると、セーラー服のスカートが海斗の手によって捲し上げられる。

海斗の手に導かれて膝をまげて両足を立てる体勢にされると、すぐに指が明日香の下着をなぞり始めた。

すでに熱くぬかるんだソコは下着の上からでもわかるほどに濡れていて、くちゅ、と小さく水音がする。

指先が何度も割れ目にそって動き、クリトリスに触れられると、あまりの快感に明日香は甘く呻いた。

声を出したら聞こえてしまうかもしれないと気づき、はっとして唇を閉じる。

海斗の指はそんなことまるで無視して激しく動き、刺激された性器からはどんどん蜜が溢れだした。

明日香が声を出さないようにしているのに、それに反抗するかのように淫らな水音がどんどん大きくなっていく。

勃起したクリトリスを指先でひっかくように刺激されると、耐えきれずに明日香の身体がくねる。

じんじんと熱く、まるで脈を打つように疼くクリトリスは与えられる刺激に従順で、すぐに最初の絶頂が目の前へと迫ってきた。

無意識に腰が揺れ、絶頂を求めて指に腰がこすりつけられる。

「はうぅ、んっは、あぁ」

びちょびちょになった下着が滑りを助け、指先の動きが先ほどより軽くなる。

かりかりとクリトリスをひっかかれて、明日香は息をつめた。

甘い快感が身体中を震わせ、目の前が真っ白になる。クリトリスに与えられた刺激が一度目の絶頂へと明日香をいざない、保健室のベッドの上で、明日香の身体が痙攣けいれんした。

気持ちが良くて、何も考えられない。明日香の身体の震えで、ベッドがきい、と音を立てた。

「あっ、あ…いっちゃ、た、あっ!」

脱力して小さく声を出した明日香の絶頂したばかりの性器に、ぬるりと指が入り込む。

下着を横にずらされ、指が根本まで挿入されると、明日香の内壁を細い異物がかき混ぜる。

達したばかりのそこが、今度は内側から甘い刺激を与えられ、ぐねぐねと指を包み込んだ。

まるでよだれのように溢れた透明の液が音をたてる。

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