学生もの

ある夏の日、保健室で…

「っ……!」

性器の抽挿はその瞬間にとまり、明日香と海斗は息を詰める。

ナカに根本まで入り込んだままのペニスはどくり、どくりと脈を打った。

緊張で身体中に力が入り、それと同時にきゅう、と膣肉がペニスを締め付ける。

は、は、と浅い息が明日香の口からもれ、酸素不足と緊張で息苦しい。

身体中の体温が急激に上がり、汗がどっと染み出してくるような感覚にとらわれた。

ベッドに人がいることには気が付かず、生徒二人は、視線でぐるりと保健室の中を見回した。

心臓の音でバレてしまうのではと明日香が不安になるほどに、その一瞬、保健室が沈黙する。

「ほら、いない」

「まあそうだよなー…自分で手当てしとこ」

「マネージャーにシップあるか聞こうぜ」

「だなー」

養護教諭がいないことを確かめた二人は、ぴしゃりと扉を閉める。

出ていってくれたことにほっとして、明日香が全身から力を抜く、その瞬間。

「アッ!あ、あっ!」

ペニスが動き、激しくナカを責め立てる。

いきなりの刺激に準備が出来ていなかった身体は大げさなまでに反応し、堪えられずにこぼれた明日香の嬌声が保健室に響いた。

「んっ!ぁ、はんんっ……!」

ナカを穿たれるたびに、肉の当たるぱん、ぱん、という音がなる。

激しい腰使いに明日香は抵抗することも出来ず、与えらえる快感に身体が溶かされていく。

ぎい、ぎい、とベッドが鳴り、二人の行為は扉の外からでもばれてしまうかもしれない程にエスカレートしていたが、そんなことを気にできるほどの余裕が二人にはもう残っていなかった。

息があがり、まるで獣のように激しく二人の身体が絡み合う。

明日香の脚が海斗の腰に巻きつき、より深くまで挿入されるように腰が浮いた。

明日香の腰が無意識にくねり、クリトリスが擦れるように性器が密着する。

ぬちゅ、ぬちゅ、と性器が擦れる度に愛液が滑り、それがたまらなく気持ちいい。

快感がどんどん身体中を支配し、絶頂へと高まっていく。

「い、くっ、いくっ」

海斗の性器に身体を深くまで犯されながら、恍惚こうこつとした表情で明日香が呟くように声を漏らす。

シーツがくしゃくしゃに乱れ、二人の身体が動くたびにしわを増やしている。

海斗の手が明日香の腰骨をぐっと力強くつかみ、腰の動きが激しくなる。

ほとんど打ち付けるような腰の動きに明日香は身をよじらせた。

海斗の口から快感の呻きが漏れ、ペニスが更に硬くなる。

ラストスパートとでもいうように腰が高速で前後し、奥を何度も細かく突き上げられて、明日香の身体ががくがくと痙攣した。

「あっああっ!」

短い嬌声きょうせいとともに、明日香の身体が弓なりになる。

きゅうう、とシーツを強く握りしめながら、明日香の身体は絶頂へと駆け上った。

ペニスを咀嚼そしゃくするかのように肉壁がぎゅうぎゅうと収縮し、精液を搾り取ろうと膣肉がうねりながらペニスに絡みつく。

その動きに海斗も低く呻きながら、薄いゴムのなかに白く濁った欲望を吐き出した。

「ねえ……バレて、なかったかなあ……」

「んーどうだろうな、明日香の声結構でかかったし」

「そっ!れは……だって、海斗が……」

性のにおいが色濃く漂う保健室で、二人は制服を直していた。

しわしわのシーツは一応はわからないように伸ばしたが、明らかに他のベッドとは違うように見える。

ところどころにシミができ、よれたシーツは――もしかしたら、何が起きたかばれてしまうかもしれない。

いつの間にか外からは部活動の声はしなくなり、明るかった空も夕暮れへと変化していた。

窓から入ってくる風が、明日香の髪をそっと揺らす。

汗で湿った黒い髪が、何本か白い肌に張り付いていた。

夏休みが明けたばかりの、ある夏のことだった。

- FIN -

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