恋のはじまり

お嬢とのひめゴト

車に乗り込んだ後は雨が降る。

思い切り振ってきた。

まるで‥‥‥

「なんかさ、俺らを隠してくれてるみたいだな」

「それね」
           
笑っていると、柳次からキスをしてくれた。
                                                                                         
黙って感動していれば、さらに深いキスが降ってくる。

舌をからませられれば、胸の奥と子宮の奥がうずいてた。

きゅん、としていれば、呼吸が荒くなる。

まるで吸い込まれるかのようなキスに翻弄ほんろうされていた。

「っは‥‥ぅ」

キスから解放されるとすぐに訪れるのは、

首筋からの愛撫だ。

 

ぴくんと身体が一瞬だけ跳ねる。

柳次は舌先を硬くして血管をなぞっていた。

ゆっくりとなぞって、次は鎖骨さこつ

丁寧に凹凸をなめられればあたしはもぞもぞしだす。
………

………
「感じてんなら声出せよ」

「な!そんなこと‥‥‥恥ずかしい!!」

「余裕なくさせてやるよ」

次はあたしの胸まで移動した。

ブラジャーのフックは外されて胸が露わになる。

両手でもまれて、柳次の舌先はあたしの乳輪を念入りに舐められた。

 

「ふ、ぅああ!」

もう片方の胸は、先端を親指と人差し指でつままれた。

あたしは今まで感じたことのない感覚に、溺れそうになる。

自然と息が上がっていく。

もっと触れてほしい、そう心の底が言っている。

もっと味わいたい。

愛する人との触れ合いが、こんなにも気持ちが良くて、

身体ごと預けてもいいと思える快感を。

「ここ、気持ちいい?」

「う、ぅん、いぃ‥‥」

「かわいいな」

そんなこと初めていわれた‥‥。

「また照れてる。これだからうちのお嬢は‥‥」

「は、初めて、だから‥‥‥っ」

「よかった。俺が初めてで」

あふれ出そう。

気持も、この気持ちいい感覚も。

次はスカートの中に手を入れられる。

パンツ越しに、女性の秘部に触れられた。

そこはじっとりとしていることが自分でもよくわかる。

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