中学3年の夏の放課後、私は何かの用事があって皆に遅れて帰る事になった。
私は教室を出て廊下を歩いていると、不図何気なく通り掛かった教室の中をチラッと窓から覗いた。
そこには2人の男女がいた。
私は立ち止まり辺りを見回し、誰も居ないのが知れると2人にバレないようにしっかりと見てみた。
2人は抱き合いながら見つめ合っていた。
彼の方が背が高くて見下ろすような姿勢だった。
間もなく2人は唇を合わせた。
濃密なキスだった。
2人は唇を離して言葉も交わさず微笑み合うとまたキスをした。
それはさっきのよりも濃かった。
彼は彼女の頭を下から両手で支えて、上から押し付けるようにキスをしていた。
「みのり、勃起しちゃって痛い。」
「もう、ヤダぁ、ほんとじゃん」
みのりは彼の大きくなったペニスをズボン越しに慣れた手つきで上から下へ撫でるように触った。
「あぁ、触られるだけでももう無理だ。ここでやろう。」
「駄目よ、家に帰るまで。バレたらどうするのさ、それにコンドームだってないでしょ」
彼女は小声でこう言った。
「コンドームはあるんだよ、だからやろう。」
「だから駄目だって、バレルでしょう。私結構声出ちゃうからさ」
「じゃあ、口でやって、大丈夫だから。もう我慢できない。」
「え、じゃあ、いいよ」
彼は制服のズボンのチャックを開けて立派にそりを打ったペニスを出すと、彼女に咥えさせた。
私はそれ以上見る事が出来なかった
………
………
………
きっとあれが終わったらどっちかの家で先程のキスよりももっと濃厚に、体と体をしっかりとゆっくり丁寧に重ね、絡め、ぶつかり合う。
私は嫌でもその光景が明瞭に映し出された。
私は家に帰って、泣いた。
2年前に既に彼の事は諦めていた筈だった。
私と彼は中学に入学してから全く話す事も遊ぶ事もなくなってしまった。
それなのに、本当に諦めていたはずなのに…。
気付くと私は泣いていた。
卒業アルバムの上に涙が落ちた。
目の前が全く見えなくなった。胸が締め付けられるように苦しかった。
私は卒業アルバムを元に戻した。
鼻をかんで目を拭き、そして鏡に映る自分の顔を覗き込んだ。
目元がまだ赤くなっていた。
それは醜かった。
あれから私は少しでも成長したであろうか?
むしろ退化したのではあるまいか?
私は一つ深呼吸した。そして立ち上がるとお風呂に入るため部屋を出た。
レポートが完成して時計を見ると既に0時をまわっていた。
私は座りながら腕を天井に突き上げて背を伸ばした。
布団を敷いて電気を消すと寝た。
「みのり、早くやろう。」
「大丈夫?今日はほんとに一人?」
「そうだって、何回も言ってるじゃん。大丈夫だよ。」
学はみのりを自分の体にグイッと引き寄せると上から強引に力強くキスをした。
舌を絡ませながら音を立ててキスをした。
そして学はみのりを自分のベッドに押し倒して、その上に覆い被さった。
彼の勃起したペニスがみのりの腰辺りに当たっていた。
彼は制服を脱いでパンツ一丁になるとみのりの制服も全て脱がせた。
みのりは全く抵抗することなく体を全て学に預けて下着姿になった。
2人はベッドの上で対坐すると再びキスをした。
彼はブラジャーの上から乳房を掴んで揉んでから、直ぐにブラジャーを素早く外してしまった。
彼は柔らかい乳房を揉みながら片方の乳首を口に含ませた。