「お願い、あなたのが……いい」
「っ……」
彼は私の腰を掴んで引き寄せると、自身をあてがい、私の中を一気に貫いた。
「ああぁあっ!!」
久しぶりにペニスを受け入れた秘部は少しだけ痛んだが、それを上回る感覚に背中が反り返る。
彼は激しく腰を前後させ、奥を何度も突き上げた。
「あっ、あぁっ、あんっ!!」
腰の動きに合わせて、自分の声が響く。
頭上では彼の吐息が漏れ、より一層濃厚な空気を醸し出していた。
「後ろ向いて?」
彼のモノが引き抜かれたかと思うと、くるりと身体を返され、背後から挿入される。
「ああぁ!!や、だぁ、恥ずかしい……!!」
尻を高く突き上げるような姿勢に、思わず羞恥心が溢れた。
だが、滅多にない対位の変化に、気持ちはより一層高まるばかりだった。
「全部丸見えだよ」
「そんな、あっ、ああ!」
厭らしい水音を立てて、彼のモノが私の中をかき回す。
羞恥心はやがて快感への橋渡しとなり、ベッドのシーツを強く掴んだ。
「これ使って、1人でオナニーしてたんだ?」
彼の動きが止まったかと思うと、先ほどまで自身を慰めていたローターの音が響く。
「それ、は……」
口ごもると同時に、ローターがクリトリスにあてがわれた。
「ひゃ、ああ!」
ゆっくりと、彼の腰も前後する。
彼の熱いモノを感じながら、一番敏感な箇所を責められ、頭の中がパンクしそうになるほどだった。
「ほら、さっきみたいに」
ローターを渡される。
彼は再び両手で私の腰を掴み、激しく動きだした。
「あっ、あぁ!!」
揺さぶられながら、少しだけ躊躇った後、自分でローターをクリトリスに押し付ける。
気持ちいい箇所を探っていくと、中はビクビクとより強く彼のモノを締め上げた。
「っ……きつ……」
「あぁああ、ダメ!!ああぁっ!!」
気持ちいい。
イきたい。
でも、まだこの快感に浸っていたい。
繋がっていたい。