「どうしました??」
「突然ごめんね、みすずちゃん」
「はい?」
「ちょっとお話良いかな……?」
「もちろんですー。どうぞー」
あたしはお世話にもなってる人だから、
特に疑いも怖い思いもなく、部屋に入れた。
あー、さっき動画消しといてよかった。
「今お茶いれますね」
「いやこっちでいい」
「へ?」
………
………
自宅に入って、かちゃんと鍵を厳重にかけた。
するといきなりキスをされた。
「ん!?」
そのキスは動画で見るような舌を絡められるキス。
息があがってきて苦しい。
あたしの舌は、久住さんの太くて長い舌に絡まれる。
そのまま部屋に押し倒される。
「ん、むぅ」
もぞもぞと久住さんの手は、さっき一人でいじってた胸に向かって這われる。
初めて男性の手があたしの肌に触れている。
怖い。
怖いよ。
「…震えてる」
「なんで…」
「毎日いやらしいこと一人でしてるくせに、怖いんだ?」
「!!」
この人知ってるんだ。
あたしがいつも一人でエッチなことしてるの知ってる!?
「さっきもしてたでしょ?ほら、ここまだ固くて触ってほしいっていってる」
あたしの胸の尖端を、親指でぐいっとこねられた。
「っ!!」