びくんびくんと痙攣する身体を止めることができない。
どこにも逃がすことのできない甘やかな痺れは、
残酷なほど気持ちいのに、ナカだけが切なくひくんひくんと疼き、
誰かの肉棒を誘うようにくぱくぱとしてしまう。
「あーぁ。ハルカちゃんもうぐったりしちゃったね。
でも、鈴木君のこと、ほったらかしは良くないなぁ」
タケルはにやにやしながら私の身体を支える。
そして、再び私の膝裏を持ち上げ、陰部を思い切り晒した。
「きゃっ……! ね、私、イったばっかりだから……」
「だって。鈴木君、イったばっかりのここに入れたことある?」
私の意見など聞くつもりもないタケルは鈴木君に笑いかけ、
彼もまた、息をごくりとのみ、勃起したままのソコを私にあてがう。
「いや、いやぁっ! まだだめぇっ!」
「ここまで来てそれはないんじゃない? 大丈夫、サイコーに気持ちいいから」
相変わらず、鈴木君は何も言わない。
ただ、荒い息は私を食い尽くさんばかりで、
二人とも私のいうことなんて聞くわけもなく。
ぬぷ、とぬかるみに沈む音の刹那、鈴木君は私を一気に貫いた。
「んんんっ! あぁああんっ」
さんざん溢れた愛液が鈴木君を難なく誘い込み、
ごちゅんっ! といきなり最奥を暴かれる。
「ああっ! そんなっ! いきなりぃっ!」
ばちゅんばちゅんと激しく肌がぶつかり合いながら、
ひたすらに奥を責められ、その過程で押し上げられる肉壁が
鈴木君の存在を歓迎するように締め付けてしまう。
「ああっ! あああん! ひぁっ! こんなっ! すごいよぉおっ!」
少し恥ずかしがりやに見えた鈴木君だけれど、
遠慮のかけらもないピストンに私はめろめろになっていく。
――ばちゅっ! ぬぼっ! ぢゅぶぶぶっぶちゅっ!
下品極まりない水音が私の心を高ぶらせ、
久々の肉体の喜びに快感が収まらない。
「ハルカちゃん気持ちよさそうだねー? もうイきそう?」
「イく……っ! あう……! どうしよ……もう、
戻れなくなっちゃう……止めらんないよぉ……っ」
タケルに貫かれる私を楽しそうに見ていたタケルは私の背後に回り込むと腰に手を添える。
そして、それは蛇のようにするりと下に伸びて、クリトリスをきゅむっとつまんだ。
「ああああっ! 一緒、だめぇええええっ!」
粗相しそうな快感がはじけ飛び、一瞬でイってしまった。
「く……っあぁ……っ!」
鈴木君は苦しそうに
一瞬、別の体液かと見まがうほどに元気なそれは、私の身体を白く染めた。
「あん……すごい……いっぱいだね……」
なおもびゅくびゅくと震えるペニスを撫でてあげると、
久方ぶりの精液の匂いにくらりときた。
「さて、じゃあ次は俺でいいよね」
ぼんやりしたのもつかの間。
タケルは
休憩を望みたくても、今度は鈴木君が私の身体を支えていた。
(あぁ……私……このまま食べつくされたらどうなっちゃうんだろう……!)
タケルに貫かれながら。鈴木君に奉仕して。
それを複数の男達に見られている。
ぞくぞくと背筋を駆け巡る媚薬のような刺激。
最初は、私を
もう、元への日常には帰れない。