「ひううっ!」
ペニスにずっぷりと身体を串刺しにされて、かすみの身体は硬直した。
「あっ、あっ、ふか、いいっ……」
硬いペニスの先端が、腹の奥の奥まで入り込んでいる。
ふっ、ふっ、と小さく息をするだけで、
その刺激で身体は快感を感じ取り、一気に絶頂まで押し上げられる。
身体をベッドと喜一にはさまれて、ペニスを深く挿入される体勢で、
クリトリスも同時に押しつぶされていた。
ペニスを包み込む内壁が狂おしくうねり、クリトリスもぶるぶると震える。
「いっ、い、くうっ……!」
あまりの快感に、うめき声のようなかすれた声が漏れた。
一気に絶頂へと押し上げられた身体が、快感にのたうち身もだえる。
身体の深くから一気に溢れ出した
まるで溶けてしまいそうな
「いいっ、きも、ちいっ……」
ペニスがナカで震え、小刻みに動かされて、また深い絶頂の波が襲ってくる。
とん、とん、と奥を軽くゆすられる度に、
とろけるような法悦が身体に広がって、指の先までぶるぶると震えていた。
かすみのナカで喜一が射精した後、ペニスがずるりと抜け出ていく。
ぶちゅ、と水音を立てて引き抜かれると、膣口は寂しそうにひくひくと収縮した。
テレビ画面はいつの間にか真っ暗になっていて、
結局全然ストーリーがわからなかったな、
と少し冷静になってきた頭でかすみは思う。
折角だから、もう一度見てもいいのかもしれない。
ベッドサイドに置いてあったリモコンを操作し、メニューを開く。
「ねえ、もう一回、見る?」
かすみが振り向くと、喜一はベッドの淵に腰かけて
「おいで」
と手を伸ばしていた。
その下半身は何も身に着けていないままで、
ペニスが足の間からそそり立っている。
「もう一回見よ、かすみ」
「う、うん……」
かすみが身体を喜一の方に近づけると、
腹に手をまわされて引き寄せられる。
喜一に背を向けるような角度にされ、そのまま腰をくっと引かれた。
「え、うそ、また……っ」
足の間に、ぴたりと熱いモノがあてがわれる。
喜一がかすみの手の中のリモコンをいじり、
映画が最初から再び再生され始めた。
「映画もセックスも、どっちも楽しもう、せっかくの休みだしさ」
「ふうっ、あっあっ!」