じゅぼじゅぼと潮が
私はぴゅっぴゅって吹くことができないから、いっつも地味にじょぼじょぼって溢れさせる。
(おしっこみたいでイヤなのに……!)
しょわしょわと溢れる潮は途中で止められなくて、びくびくと身体を震わせるしかない。
「イキ潮かわいー!」
「ほんとにちょろマンだねぇ」
きゃっきゃっとはしゃぐ美女2人……いや、悪魔だ。
イキまくるのも、イかせられ続けるのも、限度を超えたら苦しいだけだって知っているくせに!
はぁはぁとあがった息を潜められずにいると、2人は私をやっとベッドに横たわらせてくれる。
「休憩しようね」
「ユミちゃん、いっぱいイクイクできて偉いね」
よしよしと頭を撫でてくれる……だけならいいのに、2人とも私の乳首をはむっと食べてしまう。
「きゅ、休憩ってぇ、言ったぁ……あぅ……」
――ちゅっちゅっ、ちゅう、はみはみ、ぢゅぅ
――はむはむ、ぺろぺろぺろ……
左右別々の動作で、ちゅうちゅうを乳首を吸われ、舐められ、噛まれ……。
(うぅ……乳首ぺろぺろ、たまらないよぉ……! ちゅうちゅうされるの、子宮にくるぅ……!)
とくん、とくん、と、甘くぞわぞわした電流は、さっきまで散々いじめ抜かれたクリトリスの快感とは違う。
ゆっくりゆっくりと上り詰めて、のぼせるように追い詰められて行くみたい……!
「ん、ちゅむ、ちゅっちゅ、休憩だよ? さっきよりはげしくないでしょ?」
「そうそう。ナツメにいじめられたクリちゃん、休ませてね? このあと私もするんだから」
サトコさんはニヤリと笑って……お腹の、子宮の辺りをなぞる。
直接的じゃないのに、えっちすぎる視線に身体が震えた。
「えー、サトコクンニする気マンマン? じゃあ私はGスポこねこねと子宮ちゃんかぁ。あ、ダブルクリフェラしようよ! せっかくズル剥け勃起クリちんぽなんだし!」
「あの……! 今日はもう、えっちおしまいにするというのは……」
恐る恐る提案しても
「却下で」
2人の声がきれいに揃う。
(……イキすぎて気を失えればいいのに)
私、ユミは意識の遠くで現実逃避をするしかなかった。
………
………
………
ことの始まりは、全て私が悪い。
「乱交パーティー……ですか」
親の借金があったわけでも、ホストにハマったわけでもないけれど、私、ユミは気がついたらパパ活をしていた。
いや、いわゆる「美味しいご飯奢って欲しいな!」って感じじゃなくて「たくさん気持ちいいセックスしよ!」って方針だから、旧時代の援助交際の方が認識として合っている。
セフレとも言えるんだけど、ホテル代はもちろんご飯代もお金も貰っているし……うん、やっぱりパパ活だわ。
それで。私の太客、鈴木さん(この業界のお客様は大体みんな鈴木さん)が急に提案してきたのだ。
「今度僕が主催する乱交パーティーに、ユミちゃんも参加しないか?」
と。