「今日はお姉さんは相手してくれるんだね?楽しみだなぁ」
「え、あ、え、ん!?」
「?どうしたの?」
「ここの責任者さんはいる!?」
いくらなんでもこの男の子となにすればいいの!?
「わたくしですが」
「あ、すみません!あたしこれから何をすることになるのですか!?」
「これからアナタ様からこの翔太を犯していただきます」
「‥‥‥」
声が出なかった。
だって‥‥‥あたしが、犯す!?
あたしが??この翔太っていう男の子を??
落ち着け自分ーーっ!!
何この展開にワクワクしてドキドキしてるんだ!!??
それよりもなによりも、あたしの大人としての倫理がおかしくなりそう!!
………
………
「お姉さん」
「え?」
翔太くんはあたしの服を引っ張った。
まるで「いつでもいいですよ」と言わんばかりの表情で。
「では、お楽しみください」
「ちょ‥‥‥」
「あぁ忘れておりました。この先は誰を呼んでも来ません。あとこの白湯をお飲みになれば自然と落ち着きます」
「ありがとうございます」
誰かにもらったものはありがたくいただかなきゃ。
そう考えて飲み干すと、責任者様は誰もいなかった。
「お姉さん。年下はいやですか?」
「え‥‥‥この展開‥‥‥どうしよ‥‥‥」
「じゃぁ、とりあえず抱っこしてください」
「あ、‥‥‥はい」
あたしは翔太くんを抱っこした。
そして映画を観ようと提案してくれた。
あたしたちはそのまま映画を選んでいたら、翔太くんが「これがいい」と言ったので再生する。
「お姉さん、僕はちょっとトイレ行ってきますね。先に観ててください」
「あ、うん」
翔太くんがトイレに入った時からおかしい気はしていた。
「!!」
再生されたのは、AVだった。
あの子何を選んだんじゃ!!
と怒ろうとする。
しかしめったにAVなんて見る機会はないから、少しだけ興味はあった。
少しだけ流していると、乳首をひたすら吸われるシーンで、あたしは変わった。
「っ‥‥‥」
欲求不満なあたしには過激だ。
テレビ越しに聞こえてくる女性の
妖艶に男性のペニスをいじってはカメラ目線。
………
………