「じーすぽっと?何それ…あぁぁ゛っ!!!」
結菜のナカで、刺激すると最も反応の大きい一点を指の腹で押し上げると、彼女の体が大きく跳ねた。
指を小刻みに動かしてその点のみを攻め立てる。
「あぁぁ ゙!ダメダメダメッ!」
「気持ちいいでしょう?」
「あぁっ!なんかっ…おかしくなっちゃう!」
「イきそうですか?」
その問いに答えはなく、ただ荒い呼吸と喘ぎ声だけが口から吐出される。
愛液は絶え間なく滴り、指の動きでぐちゅぐちゅとかき混ぜられ泡立つほどだった。
結菜の全身にぐぐ、と力が入る。
手は硬く握られつま先は伸び、ナカで動く悠真の指がキュウキュウと締め付けられた。
『あっあっあぁあっ!』
結菜は一際大きな声をあげるとビクン!と痙攣してイッてしまった。
カクカク、と小刻みに腰や太ももが震えている。
「はぁ…あぁ、う…」
人の指で迎えた初めての絶頂。
まるで酒に酔ったかのような虚ろな瞳で彼女は天井を見つめながら胸を上下させ、浅い呼吸を繰り返す…
「大丈夫ですか?」
「あ…だいじょ、ぶ・・・」
「イっちゃいましたね…気持よかったですか?」
面と向かってそうと聞かれると中々気恥ずかしい。
結菜は少しだけ目線を逸らして頷いた。
「気持ち良くなってもらえて、嬉しいです」
「えへへ…」
呼吸がととのってきたのを見計らったように、悠真がキスをしてきた。
少し苦しい、だけど幸せな満足感でいっぱいで、それは気にならなかった。
「先輩、次は僕も気持ちよくさせてもらっても…いいですか?」
私は思いのままに彼のいきり立ったソレに舌を這わす。
先端をしなやかに遊ばせハケのように筋を辿り、時には少し力を込めて蜜を湛えた先端をクリクリ刺激してみたりと、結菜はミルクを求める子猫のようにせわしなく舐めついている。
「先輩、気持ちいいです」
真上から吐息混じりの声が降ってきた。
そう?とソレを口に含んだまま返すとそれが思わぬ刺激になったのだろう、咥えながら喋らないで、と余裕の無い言葉が返ってきた。
ぬちゃぬちゃと激しい水音を立てて吸いながら顔を前後にスライドさせると甘い声が荒い息と共に部室に響く。
「あぅっ…はぁっ」
可愛い、とフェラチオを続けながら結菜はそっと悠真を見上げた。
下を向いていた悠真と目が合う。
(うぁぁ恥ずかしい、けど…悠真はやっぱり可愛い)
見つめ合いながら緩慢に口を動かし続ける結菜に、悠真は「もう、いいです」と言いながら腰を引く。
「先輩っ僕、もう…」
「イきそう?」いたずらっぽく聞いてみる。
「…はい」
そう、と頷いて見せながらもそれをやめる素振りを見せず、結菜は再び悠真自身に唇を近づける。
「ちょっ、先輩!ホントもういいんですって…」
「…んー…だって、気持ち良いんでしょ?」
「あっや、待って…僕、先輩と一緒にイきたいんです」
可愛い、とときめくのと同時に嬉しさと期待がこみ上げてくるのがわかった。
悠真を可愛いと感じるのは単に後輩だからってだけじゃないと思う。
「先輩って凄くエロかったんですね」
「そんなことないよ!」
悠真が意地悪気に言った言葉に顔が熱くなるほど赤面して、慌てて否定する。
「私、こんなことしてるの悠真が初めてだし、彼氏とかいた事ないし、な…舐めたのだって本当に今のが初めてで、えっと…」
「あは、すみません。知ってます」
「…知ってますって…もう!…ふふ」
お互い顔を合わせてクスクス笑いあいながらキスをした。
それから押し倒されるように床に寝転がる。
制服越しに固い床が背中にあたった。
すぐに下着を脱がされる。
恥ずかしさで閉じそうになる足を開かれ、その間に悠真の体がずいっと入り込んできた。
「あっ…」