吉沢先生は音楽室のカギを中からかける。
不思議な行動によく呑み込めない千鶴は首をかしげる。
こういう音楽を演奏していることを誰かに知られたくないのだろうか?
吉沢の不可解な行動は、それくらいしか思いつかなかった。
しかし現実は違った。
千鶴は鍵をかけて戻ってきた吉沢にグイっと顎を右手で持ち上げられた。
そのまま噛みつくようにキスをされた。
「!?」
何度も何度も唇に噛みついてくる吉沢の口。
今なにが起こっているのかさえも理解できず、目を閉じることも忘れてただただ硬直したまま吉沢のグイグイ押し付けてくる柔らかい唇を受け入れることで精一杯だった。
次第に椅子から立ち上がらせられてくちゅ、という音がすると同時に吉沢先生の舌が入ってくる。
必死にこらえて口を閉ざしていたが、吉沢先生の空いている手により胸を揉まれて喘ぎ、隙を見せると唇を何度も舐められてつい唇を開いてしまった。
あとは簡単だ。
吉沢先生の舌はぬるっと千尋の口内に入ってくる。
ぬめぬめしていて気持ちがよく感じる千鶴。
顎をつかんでいた手は離され、腰を吉沢先生の股間まで密着させる。
固く勃起した男性器が当たっていて千鶴は初めての感覚で、気持ちよすぎでどうにかなりそうだ。
「っ・・」
舌先で歯のうらや千鶴の舌を舐めまくってくる。
快感にたまらず声がもれた千鶴。
その声によけい欲情した吉沢は千鶴を床に押し倒した。
「せんせ・・・?」
「我慢ならない」
「曲のせい?」
「君の・・・千鶴の選曲ミスだ」
吉沢は舌先を固くしぼめて、唇から顎に、顎から鎖骨に、と進んでいく。
感じたことのない気持ちよさに身をよじらせる千鶴。
ついに舌先は胸まで到達。
ゆっくり制服のボタンをはずして、相変わらず舌先はなぞられる。
ブラジャーも外されて小柄な身体の千鶴だが、胸は意外と大きかった。
ゆっくり、ゆっくり、舌先は露わになった千鶴の乳輪をなぞり始める。
声を我慢していたが、その悶える表情すら吉沢の興奮を誘う。
「っ・・・」
「どうしてほしい?」
「そんな・・」
千鶴は少しだけ妖艶に笑う先生に、涙目でどうして良いのかわからないと訴えかかる。
それでも尖端には触れずにひらすら乳輪をくるくるとなぞる。
いじわるそうに少しだけ尖端に息をかけた。
「んっ」
「そんな反応されると止まらないからな」
反応する千鶴を一通り見てから、ついに尖端を舌先でちょんと突く。
「ぁあうんっ」
気持ちよすぎで息がまともできなくなってしまう千鶴。
それすら暴走する源になるのだった。
そこからは舌先で尖端をコロコロと転がしたり、もう片方は指でクニクニ刺激する。
舌先を緩めてペロッと胸の尖端を舐めると大きな声が出た。