美幸はほんとうにイキそうになっていた。
初めて自分の膣にペニスが入り込んで来て、とても気持ちよかったのだ。
「美幸ちゃん、もうイキそうな顔しちゃってるじゃん」
「だってぇ…気持ち良いんだもん…」
「ホントにカワイイなぁ、美幸ちゃん。今夜はいっぱいイカせてあげるよ」
そう言うと、松井は腰を動かした。
美幸のヌルヌルに濡れた膣の中を、ペニスがゆっくり往復している。
亀頭の縁の盛り上がった部分が膣をいい感じにグリグリとマッサージして、気持ち良い。
松井の吐息が妙に荒々しく、そして妖しい甘美な音を立てていた。
「美幸ちゃん…気持ち良い?」
松井は腰を大きく前後させながら、微かに喘いでいた美幸にそう聞いた。
美幸は黙って頷いた。
すると心なしか腰の動くスピードが段々と早くなって来た。
ペニスに絡みつく愛液のピチャ、ピチャ、という水音。
二人の腰のぶつかり合う激しくて肉感的な柔らかさを持つ音。
そして二人の熱い吐息が混じり合って、二人の空間には
二人の気分は最高潮にまで到達した。
松井は激しいピストンで美幸の華奢な腰をグングン突き上げた。
「あっ、あんっ、んんんぁっ、あふんっ、ああ」
美幸は初めて経験する凄まじい快感に襲われて、いつか自分の体が腰から順にバラバラに壊れてしまいそうに感じた。
腰をビクビクと動かして、腹の底から迫り来るよがり声を躊躇なく、思いっ切り外へ出して、そうして何とか体の崩壊を防いでいた。
松井の腰は全く疲れることを知らないかのように、ずっと動き続けていた。
それどころか更に早くなっていた。
「松井…さん…い、あん、イク…イクぅ!!!」
美幸は体を反らし、腰をビクビク震わせて、絶頂に達した。
絶頂は美幸の体全体に広がって、痙攣しながらも、恐ろしいほどの幸福感に包まれた。
セックスってこんなに気持ち良いものなんだ。
美幸はそんなことを思いながらぐたりと枕に頭を埋めて目を
「美幸ちゃん、疲れちゃった?」
松井はそう言って優しく美幸の顔を撫でてやった。
「すごく気持ち良くって…」
美幸は目を開けて、松井の顔を見た。
松井も美幸と同様に興奮していたので、顔が赤らんでいた。
彼はイジワルな笑みを浮かべていた。
やっぱりこの人はイケメンだ。
まるで王子様みたいに、カッコよくて筋肉もあって優しくて。
セックスもこんなに上手いのは、ほんとうにこの人は完璧な人なんだな。
この人とずっと一緒にいれたら、どれだけ幸せだろう。
「美幸ちゃん、未だ終わりじゃないよ」
そう言って松井は美幸の体を起こして、そしてペニスを抜き取り、彼女を四つん這いにさせると、後ろから挿入した。