少し雑談をしているうちにあたしは下着のことなど忘れていた。
仕事の話、昔の話、そして最近の話をすると温希の表情がこわばってしまう。
不思議に思っていると、手元にあったスイッチを三回連続で押した。
その瞬間に甘い電撃が感じるポイントで激しくうねりだした。
「!?」
「つまんねーから、声聞かせろ」
「なにいって…ぁ、な、に!?」
「まずは機械で慣れろ。お前の相手が玩具使わないとは限らないしな」
走る車の中、従わなければ仕方ないと感じてあたしは悶えた。
「なんだよ。いやらしい声と顔してる。恥ずかしい?まぁすれ違いにみられるかもしんねーしな」
反論なんてしてられない。
とにかく初めて味わう甘くてジンと感じる感覚。
予想つかない行動をしてくる機械。
も…やだ…
「ゃ…温希、あたしも…むりぃ……」
涙が浮かぶ。
だってよくわからないけど何かがはじけてしまいそうだったから。
この場合はどうしていいのかわからないし、考えようにも思考回路が止まってしまっている。
助けてほしくって我慢ができなくって温希を見上げた。
目が合うと真剣な瞳で視線を絡ませると、道路のわきのパーキングエリアに車を急停止。
周囲に人も車もないことを確認すると運転席から乗り出してキスを夢中でしてきた。
「ふ…っ」
くちゅくちゅと唾液を流し込まれて閉じていた唇を開放させてくる。
口内に温希の舌が入ってくると、口の端を舐められて震えていたあたし。
なんでこんなに…
温希の手はあたしの身体をまさぐられていてはだける。
気が付けばあたしは温希を受け入れて、温希の背中に手を回してキスをしていた。
もういやらしいことしか浮かばない頭になってしまったのかな…
考えているうちに温希の手は胸まで到達した。
ブラジャーを上にずらして胸の尖端をぐりっとこねられた。
反射的に声が出る。
「んっ」
温希は唇を離してその突起を舐め始めた。
ぴちゃぴちゃ、と水音を聞くとさらにいやらしさが増す。
だめ。
気持ちよすぎ…
こっちを見ながら胸を舐める温希を見ると満たされる。
そして舐めながら膣の入り口に指を滑らすと、ゆっくり入ってきた。