………
………
………
「あぁっ！ んっんっんっ……！ もぉ、舐めるのやぁ……っ！」
柔らかい舌が、硬く己を主張するクリトリスを飴玉を転がすように舐める。
たっぷりの唾液が塗された舌はクリトリスを柔らかく包み込み、ピクリと反応してしまう弱い部分を断続的になぞった。
丸々と充血し
未経験の快楽は私を責め立てるように絶頂へと誘う。
「んんんっ！ ぺろぺろ嫌なのぉっ！ あんっ！ ちゅっちゅって吸うのもだめぇっ！」
甘やかすように、くすぐるように優しい舌遣いで散々弄ばれたクリは、ちゅっちゅっと塗されるキスにきゅんきゅん疼く。
ひくひくと痙攣するアソコごと、ぷちゅっと唇を当てられただけでも反応してしまうのに
――くちゅっ！ ちゅぷちゅぷっ、ぷにゅ、ぢゅるるるっ
「ああああぁっ！ 強いのやぁっ！」
クリをぢゅうぢゅうと伸ばすように吸われた瞬間、あっという間に絶頂を迎える。
「あぁ……あぅ……」
ビクンッビクンッ！ と身体がしなり、激しく痙攣する。
きゅううん、と何もないナカが切なく疼く。
ひくんひくんと寂しくて泣いてしまう膣からこんこんと溢れる愛液が、とめどなく会陰部を滑り落ち、
お尻やシーツまでべたべたに濡らす。
私の、えっちで恥ずかしい姿を全部琢磨に見せてしまった。
「折本のまんこエロいなぁー、クリなんて超素直でよっわよわじゃん」
――元婚約者にも見せたことなかったのにな。
頭の片隅にちらつく影は一瞬で離散した。
「あっあっあっ！ イったのっ！ イったばかりだからぁっ」
「はいはい、イキまんこ、腰へこしちゃうくらい気持ちいいな？」
指を引っ掛けるようにして、クリトリスをこちゅこちゅと撫でられるなんてたまったものじゃない。
じんじんと痺れる先端に相反し、甘くどろりと重たい淫楽が全身を支配していく。
強すぎるそれから逃げる下半身を琢磨は許さず、けれどもじっとなんてできないから、
結果として「もっとして」とおねだりしているみたいに腰がかくかくしちゃう。
「いっ……くぅううううっ！」
訪れた絶頂はこれまで味わった事がないほど深く……
どこまでもぬかるみに引き摺り込むように激しい快楽だった。
じゅわじゅわと脚の間に生ぬるい物が広がり……
シーツをどうしようもなく濡らしてしまう。
「潮、噴いちゃったな。はじめて？」
最初、何を言われたかわからなくて、あらい息をひそめ、「しお」と口にする。
……ダメだ。頭がくらくらする。
アルコールはとっくに抜けたはずなのに、全身のふわふわした……
けれども重だるい倦怠期のせいで何も考えられない。
でも……クリばかり可愛がられたせいか、何度も何度もイかされたのに、
膣が切なく疼き、ついもじもじと膝を擦り合わせてしまう。
