「もっとこっちに‥‥‥」
「ま、む、いや、あの‥‥‥」
「やべ。僕の理性が吹っ飛ぶよ」
がっちりと腰を引っ張って近寄せて、
海人はチャックの隙間からペニスを出して、
立ったままで膣に入れ込んできた。
気のせいか、いつもの海人のペニスよりも大きく感じる。
どくどくって‥‥‥
いつもより血の流れがはやい。
あたしの意識もやばいな‥‥‥(笑)
無言でぐちゅぐちゅと出し入れされれば、
快感の波がこれほどにないくらい押し寄せる。
あたしは海人の胸で声を抑えた。
それを逆手に、海人は最初から飛ばしていた。
ぐっぐっとあたしの中は満たされていく。
奥の奥まで抜き差しされれば頭がおかしくなりそう。
しかもこんな大勢いがいる中で、
声を押し殺してのセックスは、
まるで外で思いっきりセックスしているのと同じくらい気持ちがいい。
って考えてたらもうイキそうでイキそうで。
いつもなら声を出して海人の名前を呼ぶのに。
なんだかもどかしい。
こんな‥‥‥こんな‥‥‥。
痴漢ごっこなんてなんて萌えるのぉーー!!!!???
海人はあたしの心の中の叫びを感じ取ったのか
さらに胸に刺激を与えてくる。
鎖骨と胸の間をチロチロと舐められると、吹っ飛びそうになった。
乳首‥‥‥を、舐めてほしいのになぁ。
「か、い、と‥‥‥だめ‥‥‥」
ホテルに行こう、と言いたいが言おうとするたびに突かれるので言葉が出ない。
大声で叫びたいのに。
もどかしい。
それがあたしを欲情させる。
あ、も、‥‥‥だめぇ‥‥‥っっ。
あたしは持てる力を振り絞って、初めて外で達した。
「‥‥‥は、ぁ、ぁ‥‥‥」
「っー‥‥‥きもちぃ‥‥‥」
「ば!!」
真っ赤な顔を見た海人は、含み笑いしながら頭を叩いてくれた。
それから優しく撫でてくれて‥‥‥。
「じゃ、今日は次の駅で降りて、二回戦をホテルで!!」
「な!!まだするの!?ってか仕事だから!!」
「えー‥‥‥いいじゃん。今日は休もう!」
「‥‥‥わかったよ‥‥‥」
この絶倫な彼氏は、本当にいたずらが好きなんだから。
とか言って‥‥‥
あたしも今度いたずらしてやろっと。