足を自ら光也の胴体を挟むようにして開き、腰を浮かして受け入れやすい体勢を整える。
光也の上半身がるみ子の方へと傾き、腹につきそうな程に反り返ったペニスがるみ子の足の間へとぴとりとあてがわれた。
ペニスの先端は丸く、熱い。
は、と一度息をはいた光也の腰が、ゆっくりと押し込まれた。
「は、あ……ああ」
ぐちゅ、と水音を響かせて、ペニスがるみ子のナカに入ってくる。
痛いというよりも、あつかった。
熱の塊が内壁を擦りながら、ナカへと沈み込んでくる。
ぐ、ぐ、と小刻みに腰を揺らしながらペニスが肉壁を押し広げ、るみ子は
「ふううっ……」
と息とも喘ぎ声ともつかない声をあげた。
どっどっと足の間が脈打って、ペニスの存在が身体のナカで震えている。
どんどん入り込んでくる熱の塊は、そのままとまることなく、るみ子のナカへと沈み込んだ。
「あっ」
とん、と根本まで飲み込んで、奥をペニスの先端が軽く突く。
痛くはない、熱い、いや、これが痛いということなのかもしれない、わからない。
ただ、身体に入り込んだ熱がどくどくと脈を打って、身体の先端にまでその熱が広がっていくようだった。
「あ、あ……」
呼吸をするたびに勝手に声になって、小さな悲鳴みたいに唇から零れ落ちる。
それなのに、腹の深い部分は疼いて止まらなかった。
広げられた肉壁が、さらなる何かを望んでいるような気がする。
足の間の存在が熱くて、それでいて心地が良い。
ずっぽりとはまったペニスが、なんだか身体にしっくりと馴染むようで、その感覚が不思議だった。
光也が身体をわずかに動かし、足の間でぬち、と音がする。
結合部が擦れて、クリトリスがじわりととろけた。
光也の手がるみ子の腰骨を掴む。
「あ」
と声が出た時にはペニスが引き抜かれ、内壁がこすれて身体が震えた。
ペニスの先端が抜け出ていく、と思った瞬間には今度は一気に挿入され、ずぷっと身体に入り込んでくるペニスに、また
「ああっ」
と声があがる。
次第に早くなるペニスの動きにあわせるようにして、るみ子の嬌声が部屋に響いた。
「あうっ、ああっ、っあ、ああっ」
ぱんっぱんっと肉を打つ音が聞こえてくる。
突き上げられるたびに身体が揺れて、ペニスがごりごりと内側を抉り上げた。
光也の腰が動くたびに、愛液が溢れてぐっちゅぐっちゅと水音が聞こえてくる。
光也の上半身がるみ子の上に重なって、腕を引かれてるみ子の腕が光也の背中に抱き着くようにしてまわされる。
ぴとりと合わさった裸同士の上半身が気持ちいい。
汗にぬめった光也の胸が、動くたびにるみ子の柔らかな乳房を押しつぶし乳首を刺激した。