恋のはじまり

図書室

ぷるりと震えながら露わになったるみ子の胸は、生まれて初めて異性の目にさらされて、緊張で硬く尖っていた。

は、は、と興奮で荒くなった光也の息遣いが部屋に響く。

光也のシャツのボタンもほとんど外れ、筋肉のついた男の上半身がるみ子のすぐ近くに存在した。

光也の下腹部はすでに熱をもち、ズボンの上からでもはっきりわかるほどに膨らんでいる。

男の掌に乳房を激しく揉みしだかれ、その初めての感覚にるみ子は息をもらした。

それだけで快感とは言えないが、男が夢中になって自分の胸をもんでいる姿に興奮してしまう。

「はっ、ああ……」

光也の掌の中で乳房が柔らかく形を変え、指の隙間からのぞく乳首が赤く尖って震えていた。

光也の唇が、乳首にしゃぶりつく。

生ぬるい口内の温度に包まれて、尖った乳首が舌先で転がされると、ぞくぞくとした疼きが胸から下腹部へと走っていく。

ちゅう、と水音をたてながら乳首を吸われ、胸をもまれると、今までに感じたことのない激しい疼きに脳がしびれた。

こすりつけられた光也の下半身が、ひどく熱い。太ももに押し当てられる硬い存在が、勃起したペニスなのだと気付いたるみ子がそこに手を伸ばすと、それはびくりと震えた。

ズボンを押し上げる男の性器が、撫でる度にびくびくと震える。

乳首をしゃぶられながら、るみ子は光也のズボンのチャックを下した。

中からペニスを取り出すと、それはぶるりと勢いよく飛び出してくる。

るみ子の掌がペニスを掴む。

先端から溢れ出した液体がぬるりとして、熱い肉棒を掌で包んで上下に撫でると光也が

「うう」

と呻いた。

胸から口を離した光也が、るみ子の目の前で表情を苦しげに歪ませる。

はっはっと乱れた息が肌をくすぐり、それだけでぞわぞわと肌が粟立った。

しゃぶられていない乳首が、こっちも触ってと言うように疼いている。

るみ子が光也の後頭部を引き寄せ、触れられていない乳首の方へと誘導すると、光也は促された通り乳首へとかぶりついた。

尖った乳首の先端にちゅうと吸い付き、歯で軽く噛まれると、甘い電流がぴりぴりと身体を流れる。

下腹部が疼いて、自然とるみ子の腰が揺れる。

掌に包まれたペニスは既にびんびんに勃起していて、上下に扱くたびにくちゅくちゅと粘着質な音がした。

「はあっ、あっ、あぁ」

乳首を口内で転がされて、快感にるみ子の身体がくねる。

掌の中のペニスが自分の中に入ると思うと、下腹部が脈を打ち、足の間がぬるりとしてくる。

るみ子の足が自然と開き、光也の足に絡みつく。

足の間に触れてほしくて、太ももにソコが擦りつけられるようにして腰が揺れていた。

「あっ、あっ……っ」

光也の手が、るみ子の足をさらに開いてスカートをたくし上げる。

黒いタイツと共に下着が膝まで無理やり下されて、あっという間にるみ子の下腹部が露わになった。

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