指先で、クリトリスの先端をカリカリ弄ばれるのも
クリトリスの根本をくるくるこすこすとなぞられるのも
たっぷりの愛液を掬い取って、くりくりなでなでとクリトリスに塗りたくられるのも
全部全部とろけてしまいそうなくらい、気持ちいい……！
「んぁっ、あっあっあっ……や、だめだめ……あぁっ」
「お？ これも気持ちいい？」
トロトロの指で、クリトリスを挟まれ、つぽつぽしこしこされた瞬間……。
これまで以上に深い刺激が、下腹部に広がる。
こちゅっこちゅっこちゅ
しゅりしゅりしゅり
「んぉっ、ふ、あぁっ、あああっ！」
豆粒ほどのクリトリスを、もみもみしながらしこしこ扱かれるなんて……。
こりっこりに勃起しているクリトリスを摘み続ける指は、根本をぐりぐりと擦ることまでしてきて……。
「そっか〜、ちんこみたいにクリシコされるの気持ちいいかぁー」
「いや、ぁああっ、クリちゃんしこしこ、やだぁっ！ あんっ！」
文字通り、敏感なクリは真っ赤に腫れて、蕩けてしまいそうだ。
やめて欲しくて、キッと睨みつければ
「はは、反抗的な顔、かっわいー……」
ぺち、ぺちぺちぺち
ぴたんぴたんぴたんぴたん
「ひっ、あっ、あぁっ、やんっ、あっあっ、やだ、これぇっ！」
ぴたんぴたんと、愛液を塗したとろとろの指で、クリトリスをタッピングされてしまう。
ぺち、くりくり
ぴたぴた、べちっ！
ぺちぺちという陳腐でマヌケな音に反して、叩かれた部位がじゅわぁっと熱くなるような……単調が故にもどかしい。
しかも、気まぐれに指で弾かれてしまい、気持ちいいのに、気持ちいいの一方手前みたいな、腰が自然と上がって、もっともっとってへこへこしちゃって……。
「んぁあっ、あんっ」
じわぁ、と
媚薬でも塗りたくられたのかと思うような、重たく甘い快楽に、内股が震えた。
はやく、はやく指でぐりぐりこすこすして欲しい！
ぬかるみから愛液を
しまいには、
「うっわ、えっろぉ……俺の指でオナニーしてるの、めちゃくちゃえっちじゃん。クリちゃんぷりっぷりに腫れてるし、あーぁ、真っ赤になっちゃった。腰ヘコしていくいくおねだりしてんの、すっげーイイな」
「あぁ、あぁんっ！ んぅ、ちゃんと、触ってよぉ……」
あとちょっと、あとちょっとでイけそうなのに――。
多分、私は半泣きで……先輩は、満足そうに見下ろしてくる。
「はいはい」と含み笑いをしながら、慰めるようなキスが落ちてきて……。
でも、当然愛撫は終わらない。
それどころか……。
「ひ、ん……え、え？ あ……あぁっ！ やだ、やだぁっ！ だめぇええっ！」
つぅ、と腹部を舌が伝い、臍を舐めた。
膝裏を抱え込まれてしまえば……最も容易く、秘部に顔を埋められてしまう。
「やぁっ、だめってぇ……」
「だーめ、足閉じるなって。『舐める』って、最初にちゃんと言っただろ」
べぇ、と。
見せつけるように伸ばされた舌。
真っ赤なそれが、ぴくぴくと快感に打ち震える、まるまると勃起したクリトリスを目指して……。
