知り合ったばかりの外国人とベッドに、なんて初めてのことだったが その非日常的なシチュエーションが更に私を燃えさせた。
先ほどまでの優しさを忘れるような激しいキスに溺れる。
何度も角度を変え唇を吸い舌を絡めて、少し離れてはまた貪るように唇を求め合う。
太腿に押し付けられた彼の性器が硬く膨らんでいる。
シャツを脱ぎ捨てるとまるで彫刻…
とまではいかないが細いなりにしっかり筋肉のついた綺麗な体をしていた。
日本人と比べると濃い胸毛に思わず目を奪われたが、キスの嵐に毛の事などすぐにどうでもよくなった。
頭を捻って英語を考えることも捨ててただ本能のままに抱き合い求め合う。
ロレンツォの大きな手が私の衣服を全て脱がしきり、私も貪欲さを隠すこと無く彼のズボンと下着を脱がす。
アルコールのせいか既に熱くほってた体を抱きしめられ胸元に何度もキスをされると肌は汗ばみ触れられていない胸の先端が甘く
彼はそこへ何度も軽いキスをし、舌を絡めて唇で挟む。
「っはぁ‥」
硬く尖った乳首を吸われ軽く
イタリアの夜は騒がしい。
窓の外では何台もの車がけたたましいクラクションを何度も鳴らして私の恥ずかしい喘ぎ声をかき消してくれた。
下腹部から太腿、膝、そして脛…下半身の至るところを、手触りを確かめるかのように優しく触れながら彼はおへそにキスをする。
そのくすぐったさに思わず「ひゃん」と声が漏れた。
そして一番熱く火照った所へ彼の指が伸びる。
「はぁ…あぁ、ん」
彼がそこへねっとり舌を