これはもうすでに出て行った方がいい感じ。
「香澄ちゃん・・・」
「とにかく、二人で話してみろ。行くぞミカ」
「うん!」
タケルはドンドンと早歩きであたしの目の前までくる。
逃げようにも逃げれない。
「たけ―・・・「黙れ」」
それはタケルなのに、
あたしの知らないタケルだった。
「んっ!?」
タケルは、何も言わずにただずっとキスをくれた。
離れるころにはきつく抱きしめられる。
「俺も好きだよ。ずっと香澄だけを見てた」
「え・・・・?」
「好き。まじで好き」
どんどんエスカレートしていくタケルの行動。
服の中に手を入れられて、気づけば驚いたあまりで起った胸の先端をつままれる。
一瞬、息をのむ。
呼吸が荒くなるタケルは、同じく呼吸が早くなったあたしを優しく押し倒した。
「香澄・・・」
あたしはこのままでいい。
そう思う。
「ぁ・・・」
「・・・っは・・香澄」
「なんでそんなに名前を・・・ってかいつものタケルじゃない・・?」
「
そう、昔あたしが言った嘘の好みを覚えてくれてたのだ。
「香澄。好きだよ。だから離れるな」
「待って・・」
「待てない。だって俺を好きって言って、俺にキスを許してくれて、もう俺は正気じゃいられないから」
鋭い視線を感じた。
タケルはどんどんあたしを支配していく。
「舐めさせて」
「え!?」
いきなり足を開かされて、スカートに潜り込むタケルは、パンツをずらして舌で舐め上げる。
「っ・・・!!」
あまりの快感にびくんと大きく反応したあたし。
「香澄、濡れてる。俺のキスで感じた?」
そんなところで話してたら、感じちゃうよ。
幸せ・・・