「ん、ん、あ、あぁ、は………ん」
「じゃ、ラストスパート」
正常位になってあたしの膝裏を持ち上げられる。
またまたズンと奥に小刻みに突きつけられていると、目の前が真っ白になりそうだった。
「ううぅああああん、いっちゃ………いっちゃうううう!!」
「はっ、は、あ、いいぞ、俺も、イクって………締めすぎ……あぁぁあだめだっ」
「あん!ひ、あ!あぁ!歩くん!あたしイッちゃいそう!!!」
「!いいよ!一緒に、いこ、中にたくさん精液出してあげるからな!」
「ああああぁぁぁあぁっぁあ!!!!いくぅぅぅ!!!!!んぁあああ!!!!」
「やっば、い、さいこー!!いくっ!!!!!」
こうして最高潮に気持ちがいいセックスで二人は絶頂を迎えたのだった。
………
………
………
それからというと、お互いに多数のセフレなんかより、
二人で会ってほぼ毎日セックスをしていた。
寂しさを埋めてくれることが、必要な二人だからか、
依存しあっていた。
…………
…………
…………
そのうち、あたしのマンションに一緒に住むことになった。
さらに外でセックスするときは歩くんが迎えに来てくれる。
「あ、美月-…………」
歩くんの声がした。
見れば車を停めて、立っていた。
「…………誰そいつ」
それは同僚の板倉さんと一緒にいるところを見られた。
「あ、歩くん?」
「初めまして。板倉です。もしかして美月の…………友達?」
まさか「セフレです!」なんて言えない。
「いつも美月がお世話になってますー」
え?
「いいえー」
「板倉くん、じゃぁあたしはここで」
「あぁ。じゃ、また明日ね」
「…………美月。見せつけ?」
「え?」