あたしはいてもたってもいられずに、とにかく買い物をして帰ろうとした。
精算をして袋を持ち、ハッと前を見た。
そこには歩くんの姿があった。
「………なによ」
「別れてわかった。俺さ、美月さんが本気ですきになったんだ。だから、さようなら」
「待って」
「え?」
「あの、ね。あたしも…………わかったことがあるの。歩くんが好き」
きょとんとした表情の歩くん。
でもこれが本音だった。
「あたしも好き。お願い。抱いて?」
「そっか。……うん、わかった」
そのままホテルに直行し、あたしたちはまた、身体を重ねた。
相変わらず歩くんのペニスはあっという間に膨れ上がり、
久ぶりのセックス。
挿入されながらの乳首責めは卑怯だ。
「あ、は…………」
「ぺろぺろと甘噛み、どっちがいい?」
「ぺろぺろ…………」
そういえば答えてくれて、ぺろぺろ、と舐められる。
れろれろとされれば刺激が強くて早く欲しくなる。
「んぁ……早くほしい…………」
「お望みどおりに」
ずずずと、あたしの膣の中に、熱くて太いペニスが入ってくる。
気持ちよくて身をよじらせる。
最初から激しい。
パンパン、と肌とはだがあわさりなる音がいやらしかった。
すぐに絶頂を迎えそうになり、
嬌声は一段と大きくなる。
「いっ…………ちゃう!!!!!」
「俺もっ!!」
こうしてあたしたちは
セフレ以上の関係になった。
相変わらず相性がいいので、毎日気持ちよく感じて、
日々を二人で過ごしているのです。
- FIN -