マニアック

乱交クリ責め地獄

「いやぁっ! も、やだってばぁっ……! いくのっ! イクのやぁああっ!」

 大きく開かれた脚の間。

 ひたすらしつこく、細くてきれいなナツメさんの指先が私の最も弱い部位を追いかける。

「嘘つきだねぇ。ユミちゃんの勃起クリ、『もっと触って』ってあまーくおねだりしているよ? ほら、くりくりくり?」

 ――こちゅっ! こちゅこちゅこちゅっ

「あんっ! あっあっ、あぁっ!」

 クリトリスをくるくると撫でては、指先でこりこりと引っ掛れ……

こぷこぷとあふれる愛液をすくい取って、人差し指と中指でしこしこ扱かれた。

 ――しこしこしこ……にぢゅっにぢゅっぐりっ

「うぅう、ぁあああああっ! いやぁああっ! あぁっ! あんっあぁっい、いくぅ……!」

 強すぎる快楽に、馬鹿みたいにあんあんあえいでいる私をナツメさんは楽しそうに見下ろす。

 実際「すぐイクよわよわ雑魚ざこまんこ、いじめるの楽しい!」ってニヤニヤ笑っている。

 引っぱたいてやりたい……けれど、美の化身を体現したようなナツメさんの眼力は鋭くて。

 射抜くように見つめられれば、私なんて蛇に睨まれた蛙もいいところ。

(でも……だからってぇ……!)

 気持ち良すぎる、なんて辛いだけなの、わかっているくせに!

 ぎっしぎっしと弾ませても、きしむ音ひとつ立てない清潔なキングサイズのベッド。

 きらびやかな夜景が映える羽目はめごろし窓。

 どこかのシティホテルの、すごくいい部屋(体験したことがないからスウィートかすらわからないけど)を連想させる豪奢ごうしゃな寝室。

 家電やら照明器具やら、もしかしたら小物ひとつとっても、とんでもない金額がするであろうこの部屋で、私はベッドの耐久性以外何も堪能できちゃいない。

 日常の一縷いちるも感じさせない高級感あふれる空間で、信じられないくらいの快楽を叩き込まれている。

「あー、ユミちゃんのおまんこ真っ赤でかーわいい……ね、おしゃぶりしてもいい? イキたてほやほやの勃起クリちゃん、ぺろぺろしてあげたいなぁ。ゆっくりならいいでしょ?」

「ナツメさ……あぁっ、だめ……本当に……! もう、イクの辛いです……!」

「んー、でもさ。潮吹きまだじゃん?」

「いや……! いやなの……あぁっ、私、クリだけじゃ吹けな……あぁっ!」

「んー、じゃあ絶対おもらしイキさせちゃうー」

 つんつん、と指先でクリトリスが撫でられる。

 爪を使って、コリコリカリカリと引っ掛いてはこちょこちょと裏筋をくすぐるのがたまらない。

「いやぁっ! くちゅくちゅやだぁっ!」

 ――こりゅっこりゅっ! くにゅくにゅくにゅ……

 無意識に上がってしまう腰が、指を避けようとへこへこしてしまう。

 でも、それは逆効果。

 ぷっくりと腫れ上がったクリトリスは快楽に従順で。

 しつこく追いかけてくる指にぷりぷりとイジメられてしまい……

まるで自分で、もっともっとと、おねだりしているみたいになってしまった。

(やだよぉ……! 気持ちいいの、もう怖い……!)

 散々いじくりまわされたクリトリスは、なにもされていなくてもジンジンと甘く痺れてしまうくらい、敏感になってしまっている。

 ナツメさんの眼は爛々らんらんとしていて、私を愉楽ゆらくの淵に追いやるのが楽しくて仕方がないらしい。

「いや? 嘘でしょ、カチカチのクリちゃん嬉しそうにしてるよ? ほらほら、もっと指で撫で撫でしてあげる。いくいくしてるクリ、ずーっと撫で撫でし続けてあげるからね。オナニーじゃできないでしょ?」

「やめて……あんっ! ほんとに……もうクリでイクの辛いの……! あぁっ! いっ……いっちゃ……あぁっ」

 ――こちゅっぬりゅぬりゅ……にちにちにちにゅち……しこしこしこしこ……

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