口の中に咥え、美咲は頭を上下させる。
ぐちゅ、ぐちゅ、と唾液と先走りで淫らな水音がたつ。
口内を埋め尽くす男の性器にたまらなく興奮した。
喉元で愛撫するように口を動かし、舌で竿を刺激する。
溢れだした唾液が竿を伝った。
美咲は宗介の部屋着に手を伸ばし、膝までおろす。
露わになった太ももにの付け根を、指の先でくすぐるように愛撫すると、宗介の身体がびくんと小さく跳ねた。
性器から口を放し、太ももにも舌を這わせる。
歯で軽く噛み、吸い付くと、そこにうっすらと紅い跡が付いた。
太ももを舐め、歯を立て、しゃぶりつく。
自分でも恥ずかしいことをしているとわかっているのに、湧き上がる劣情に身体が止まらない。
たまらず部屋着を脱ごうとした美咲の腕を、宗介がつかんだ。
掌が熱い。
ベッドに引き上げられると、美咲を見て宗介が笑った。
「どうしたの?したくなっちゃった?」
「うん……」
美咲が素直に頷くと、宗介が満足そうな表情で笑う。
いつもの優しい笑顔に性欲の混ざった、オスの表情に腹の奥が痛いほどに反応した。
部屋着のズボンだけを脱がされ、ベッドに
対面座位の体勢になると、宗介手が腰から美咲の肌を撫でながら、キャミソールへと侵入してきた。
「あぁ……」
肌を擦られるだけで、ぞくぞくと身体が震えた。
胸までたどり着いた掌が乳房を優しくもみ、ピンと硬くなった乳首を弾く。
指の先がきゅっと乳首をつまみ、刺激されると、たまらず美咲は甘い吐息を漏らした。
乳首から感じる快感が腹の下に積もっていき、愛液が溢れてしまう。
無意識に美咲の腰が揺れると、宗介は自身の性器をつかみ、美咲の下着のソコにこすりつけた。
「は、んぁあっ」
愛液でべとべとになった下着は、美咲の性器にぴたりと張り付き、普段よりも繊細に刺激を伝えてしまう。
性器の先端で割れ目をなぞられ、敏感な場所を刺激されると、甘い快感がたまらなく美咲の身体をむしばんでくる。
くちゅ、くちゅ、と淫らな水音が部屋に響く。
ゆっくりとした刺激に我慢できず、美咲も腰を揺らした。
クリトリスに性器の先端が当たるように腰を振り、瞳を閉じて快感を貪る美咲に、宗介が口づけた。
唇を甘く噛み、吸い付くと、美咲ははあはあと息を荒げた。
紅くぽってりと膨らんだ唇から唾液がこぼれ、顎を伝う。
いつの間にか美咲自身が宗介のペニスをつかみ、気持ちがいいように自分の性器へとこすりつけている。
自由になった宗介の手が美咲の乳首を再び愛撫し始めると、上と下からの快感に美咲は
身体がびくびくと震え、もう気持ちが良くなることしか考えられない。
びっしょりと濡れたアソコは早くしてと言わんばかりに口を開き、男の性器を待ち望んで収縮する。