ジーっとズボンのチャックを下ろして、あたしは勃起しているそれをあむ、とかじりつく。
男くさいにおいがして、それからは舐めることに必死すぎて、
どんどん膨れていくのだ。
ご主人様のペニスは昔と変わらず、
いやそれよりも成長しているかのようだった。
「あぁ、気持ちいいね」
「んっ、んっ」
手を上下にすりこんで、
口では亀頭を舐めている。
この亀頭と上下の摩擦が弱い、というか攻められて嬉しいところ。
あたし、覚えていましたよ。
「っは……なぁ、イキたい。お前に食いついてもいいか?」
「は、ぃ」
ポッと口からペニスを出せば、一瞬ご主人様が艶のある声が漏れる。
じん、と受け止めてあたしはベッドに腰をかける。
「さて、いただきます」
自分の竿を横に定着させて、入り口にあてたまま、
上下に動かす。
くちゅくちゅ、と液体同士が混ざり合う。
じらされてあたしがご主人様を見ると、
ニコッと笑って一気に挿入された。
「っんんぁぁぁあ!!」
ごつごつとした、そそり立つものをあたしの膣は認識した。
ぴったり膣を封じ込めたように根元まで入る。
少しだけ間があった。
ご主人様がイきそうになる時は、間が空く。
だからご主人様はイキそうなんだ。
それを想像しただけできゅんとして膣が刺激を与えた。
「っ………お前、わかってやってるな??」
「ぃえ!!」
「わかった」
ややややばい………
ご主人様のスピードは他の男性とは思えないくらいのだ。
そして力強い。
どんな女性をセックスで落とせるほどだ。
「いくぞ…………」
ごくり、と生唾を飲む。
ググっと奥の奥が破られそうになるくらい入れられた。
それから一気に根元から離れて引かれた。
そして一気に根元まで挿入される。
例えるならまるで津波のような状況だ。
何度も、何度も、引いては寄せて快感を運んでくれる。