マニアック

隣の姉の部屋から聞き慣れぬ喘ぎ声が…

(声が…出ちゃいそう…やばい…でも…やめられない!)

私の初々しい膣は、取り憑かれた様にピストンし続ける自分の指を締め付け出して、腰がヒクヒクと震える。

段々と体の奥から痛みを伴うヒリヒリとした快感に襲われ、思わず目を瞑り、上半身を仰け反る。
………

………

(このまま続けたら、イッちゃうのかな?…すごい、やばい…頭がどうにかなりそう…!)

晴香はるか!気持ち良いの?」

そう声を掛けられて、びっくりした私は、手を止め、声のする方を見た。

姉が、直美なおみが、いつの間にか彼の上にこちらを向いて跨がっていた。

直美のおっぱいは、私のとは比べられない程大きかった。

そしてとても柔かそうだった。

私は動く事ができなかった。

恥ずかしさもあったけれども、それ以上に恐ろしかった。

「んふっ。晴香やめちゃうの?良いんだよ、続けて」

「いやだって、そんな、その、ごめんなさい…」

「謝らなくて良いんだよ、晴香ちゃん」

とうとう男が仰向けの状態から体を捻って、私に顔を向けた。

彫刻の様に美しく整った骨格に、白く清らかな肌がそれを覆っていた。

彼は私と目が合うと、薄く綺麗な唇の端をキュッと上げて、微笑んだ。

(か、カッコいい!こんなにカッコいい人、テレビだけでしか見れないと思ってたのに…すごい!)

「晴香が毎日、私達には内緒でエッチな動画を見ているの、知ってるのよ」

「いや、それは、その…」

「晴香ちゃん、こっちに来たら」

そう言って彼は、見る人を幸福にしてしまう程の微笑を浮かべながら、手招きした。

しかし私は、そう容易たやすく一歩を踏み出す事ができなかった。

冷静に考えて、自分の姉が彼氏とセックスをしている中に、妹である自分が裸で乱入するのはおかしな事だし、倫理観を疑われる。

仮にその中に入ったとしても、私は一体何をすれば良いのか?

(この人達、一体何を考えているの?いや、そもそも私がこんな事しなければ良かったんだ)
………

………
「ほら、早く。何してるの晴香?」

「だって、そんな…」

「もう…」

直美は彼から体を離すと、ニコニコしながら私の所まで歩いて来て、私の濡れて汚い手をとり、中に引っ張った。

私は何も抵抗しなかった。

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