しばらくすると、直樹は指を抜いて、愛花の体の上に跨り、そそり勃つ大きな剣を彼女の口元に差し出した。
愛花は顔だけ持ち上げて、それを握ると、口に含ませて舌で愛撫した。
直樹の剣も、矢張り朝の明るい寝室でハッキリとした輪郭を持っていた。
直樹の固くなった剣は少し臭かったが、愛花はそれでも一所懸命に顔を動かして舌を使ってその剣を潤した。
どのくらいしただろうか、愛花は首の痛みが限界に達して、直樹の剣を口から吐き出した。
直樹は後ろへ退くと、コンドームを付けずに剣先を秘壺に押し当てて焦らした。
「直樹、コンドームは?」
「いらないよ。大丈夫だから、ちゃんと外に出すから」
「でも…」
「ほんとうに大丈夫だから、さ、そんなに心配そうな顔するなよ」
「ちょっと…あ、あぁん…」
愛花の温かい愛蜜が火照った直樹の剣をギュッと包み込む。
愛花と直樹の腰がガッシリと重なって、彼の腰が動き出した。
ゴムがないので、お互いの熱がそのままそれぞれの体に伝わってくる。
「おう、愛花のメチャクチャ気持ち良い。すげぇあったけぇわー」
そう言いながら直樹は愛花の腰を少し持ち上げて、激しく突き上げた。
「ああんっあんっ、はぁん、んんんっ、いやぁん!」
直樹のピストンは凄まじい威力を持っていて、愛花はそれから受ける快感に襲われていた。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。
剣の先端はキノコの傘のように開いていて、それが秘壺の肉をいい具合にマッサージしてくれる。
直樹は腰を止めると、愛花の体を起こして四つん這いにした。
直樹は再び腰を動かした。
張りのある柔らかなお尻を何度も激しく突き上げると、さっきより大きな音が鳴り響いた。
そしてさっきよりも奥の方へ先端が入り込んで来た。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
愛花は下腹部に何か疼くのを感じた。
腰に変な力が入って、頭が完全に真っ白になっている。
しかし直樹の剣はそんな事にも無遠慮に激しく愛花の腰を突き上げる。
段々と直樹の腰のスピードが早くなって来た。
「イク!!!」
直樹の剣がスルンっと抜かれて、愛花は腰を痙攣させて絶頂に達すると、その痙攣が全身に広がって来た。
快感が愛花の華奢な体をスッカリ占領してしまって、愛花は腰をそのままの高さで上半身をぐたりとさせた。
お尻の盛り上がった肉の所に、何か熱い液体がかけられた。
………
………
寝起きの体は矢張り昨夜ほどの快感を感じはしなかったが、それでも気持ち良かった。
直樹はティッシュを何枚が取ってそれで愛花のお尻を丁寧に拭いてやった。
愛花が上半身を持ち上げた瞬間、直樹のスマホにセットされたアラームが鳴り出した。
直樹はそれを止めるとベッドの下に散らばった自分の服を取り上げて、それを肩にぶら下げて寝室を出た。
愛花はしばらく放心状態だった。
ボンヤリと何処かを見つめていた愛花の視線の先には、昨夜の使用済コンドームが朝日に照らされて妙に輝いていた。