マニアック

遊びでごめんね?

「お願いださくら!別れないでくれ!!」

「やーだ、言うこと聞かないもん」

 

あたしの名前は村上むらかみさくらです。

なんでも口だけな人は大っ嫌い。

この男性もそうだった。

セックスは好きでよくいろんな人としてきたけど、中にはあたしの出した条件を飲まないで暴走する人が多い。

そう言う人たちはみんな、切り捨ててきた。

今日もそう。

写真は嫌だってハッキリ言ったのにも関わらず、

たまたまスマホを見たらあたしの裸の写真とかセックス中の動画もしっかりと保存されていた。

 

‥‥‥でも思うんだ。

これは男のさがであり、女はわからない。

いつだって飢えている男性にとって写真とか動画は最高のおかずになる。

逆もしかりとは思うけど、あたしは思わない。
………

………

だって恥ずかしいじゃん!!

そりゃぁたくさんの男性とセックス堪能しているとは言え、

条件は飲んでもらって配慮いただきたい。

例えばあたしの身体でもモノでも、なにかしら撮影することは全部禁止。

それすら守れないなら、秘密の交際なんかできっこない。

 

そういう男性には罰を与えます。

それが快感であると言った人も過去いたけどさ。

男性の屈辱的な土下座をしてもらうんだから。

んふ。男性ってマゾじゃない限り女に土下座なんかしない。

それを逆手にとってやるんだから!!

‥‥‥

‥‥‥

今日もあたしは男性をマッチングアプリから選出して会うことになった。

今回の場所はあたしのリクエストでもある、とある公園。

治安は悪くないところで、野外セックスを楽しめる人を見つけたのだ。

 

あぁ考えただけ、想像しただけで小股が濡れそうだ‥‥‥。

しかも野外はめちゃくちゃ久しぶりなんだよね。

何か月か前にしようとしたら、治安良すぎで即警察通報で罰金とられたし、

その前は深夜過ぎて立ち悪いお兄さんたちに囲まれて危なかったり。

でも今日こそは成功するんだ!!

いざ、出陣じゃーー!!!!

‥‥‥

‥‥‥

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