マニアック

あたし…こんなエロかったっけ?

目の前はまぶしいくらい光っていて、まともに目を開けない。

どうやら何かライトを直接あてられているようだ。

薄目を開くとそこには見慣れた男性と

知らない男性の二人がいた。

「起きたか」

「父さん…………?」

見慣れた男性はお父さんだ。

その隣の男性は知らない人だ。

「やーっと起きたかー。悪いお父さんだな。娘を売るとかさ!」

「!?」

へ?

何を言ってるの…………?

お父さんがあたしを…………売る??

「悪いな藍(あい)。父さんはまだ生きていたいんだ。だから犠牲になってもらう」

「まって!お父さん!やだ…………」

「じゃぁすみませんが、この100万は受け取りますので、娘をよろしく」

お父さんはそう言って男性にお辞儀して部屋から出て行った。
………

………
まだ信じられない。

あたし、どうなるの??

100万って…………?

あたしと100万のお金を交換したの??

うそだ。

嘘だと言って。
………

………
「よーし藍ちゃん。これから可愛くして調教してやるからな」

男性は笑顔で近寄ってキスをしてきた。

気持ち悪い。

吐き気がする。

「…………なんだその顔。俺を恨むな、父親を恨めよ」

「やだ!離して!お願い!100万だったらあたし働いて返すから!!」

「だーめ。もう俺のものになっちゃってっから。藍ちゃんは」

「いや!!」

「いや?そんなこと言えなくさせてやるよ」

男性は強引にあたしの両ほほをつかんで自分に向かせてキスをする。

舌を巧みに使って唇を開かれて、ねじ込んできた。

「ふ…………ぅ」

それから口から離れると唾液が口の端からこぼれた。

「うーわ。やばいねその顔。そそられる。勃起したわ」

確かに、男性の股間はきつきつに膨れ上がっていた。

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