恋のはじまり

同窓会の後の気持ちは。。

ん?

電話‥‥‥?

あたし!!??

ってないない。

なんかの間違いじゃないかな。

「聞いてんのか?」

「はい!!」

「‥‥‥好きだ。俺は麻生みきが好きなんだ。彼氏と別れてほしい」

そんな

ズルいよ。。

そんな見つめられて言われたら断れないよ。

「あたし‥‥‥高校の時からずっと好きだった‥‥‥」

「‥‥‥ありがとう。ってか、今のうち言っとくけど、後ろが悪い」

「?」

見ればそこは、あたしが寝ていたベッド。

やばい‥‥‥

あたし興奮してきた?

お酒の力もあるのかな。

このまま‥‥‥あたしは日下部くんと‥‥‥

「麻生」

そう呼ばれてあたしは一気に硬直した。

ゆっくりと日下部くんの顔が近づいてくる。

目を閉じれば、唇にやわらかい感触がした。

ぬるっと舌が入ってくる。

答えるようにあたしも舌を日下部くんの舌とねっとりと絡ませれば、

あたしはすでに心も身体も受け止める準備ができた。

噛みつくようなキスを交わしていれば、

自然と息があがった。

呼吸をしようにも日下部くんはそれを許さない。

「ふ‥‥‥ぅん」

口の端から酸素を求めた声が漏れる。

服越しに胸をもまれれば、あたしはもう日下部陽介くんの虜だ。

「エロい声」

「言わないでよ‥‥‥っ」

「さて、どうしたい?」

「へ?」

「俺とどうにかしたいの?」

こ‥‥‥これは‥‥‥

日下部くんがサドに回ったーーーっっ!!

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