「痛く‥‥‥ないか?」
「大丈夫、だよ」
お互いに初体験ということもあり、若干照れくさそうに顔を見あったりしていた。
そして笑いあって、キスをして、つながっている個所を熱く、熱く、させた。
どんどんスピードは速くなる。
それと同時になにかがこみ上げそうだった。
「ひ、ぁ、ああぁん!」
「は、は‥‥‥いきそ‥‥‥?」
普段していた一人エッチなんかお遊びみたいに感じるくらい、
大好きな人との性行為はこんなに気持ちいいのかと思った。
幸せ。
うれしい。
「ぃ‥‥‥く‥‥‥」
イキそうになるとピタッと動かなくなる陽太くん。
「陽太くん?」
「我慢我慢。」
「??」
止まっているかと思えばまた激しく腰を振られてイキそうになる。
そしたらまた止まる。
「じれったいーー」
「それが目的。幸せに残るセックスにしたいから。俺らは幸せになるんだ。二人で」
「‥‥‥うん。約束だよ。何かあっても誰かに
「それは美咲次第」
「もーー!!」
「反発するならいかせないぞ?」
「んむーー」
「言えよ」
あたしはまた顔を赤くする。
自分でもわかる。
「い‥‥‥いきたい」
「よし」
そういうと今までにないほどのスピードで出し入れが行われた。
息つく間もないほどのスピードで、すぐにでも絶頂を迎えられそう。
けど陽太くんもいってほしいから、あたしは持てる力をこめて膣を締め付ける。
「ああーー、やべ。それやばい」
苦しそうな表情の陽太くん。
よし、いこう。
「いっちゃ‥‥‥う‥‥‥よ‥‥‥たくん‥‥‥‥‥‥」
「俺もっ‥‥‥」
「っっ~~~~!!!!」
「で、る‥‥‥」
こうしてあたしたちは同時に絶頂を迎えた。
肩で呼吸をして、抱きしめあう。
幸せゲージがたまりまくりであふれそう。
ゆなには明日しっかり話して、決着をつける。
陽太くんを一番に好きなのは
気持ちが通じたのはあたしなんだって。
言い方はちょっと子どもくさいけど、
それが本音なの。
「陽太くん‥‥‥好き」
「俺も」
大好きで
大好きで
離れたくないから
また、キスをしあった。