「なんだ。かわいい声でるじゃない」
そういうとついに胸の先端にたどり着かれて、ちょん、と刺激される。
「っっ!!」
あまりの気持ちよさに驚いてビクンと身体をはねらせた。
それを良いととったのか、乳輪をなぞって刺激される。
「ぁあん、ぁ‥‥‥」
いじらしい。
早く、もっと、先端に刺激がほしい。
感じたい。
というか、ママを感じたい。
気が付けばあたしは、昔深雪に習った男性のペニスを上下にさすった。
………
………
「‥‥‥なによ、処女が立派にほしがるとか‥‥‥かわいすぎるわねえ」
そう含み笑いを浮かべた直後に、ママの舌は胸の先端にしゃぶりつく。
吸い上げて舌先をころころと転がされれば、あたしは自分の中にいた別のあたしを見つけた。
「‥‥‥ほし、いです」
「まぁ。かわいい。ただこのままやっちゃうとアンタが痛いのよ。だからもう少し我慢してね?」
そういうと反対の胸の先端を指の腹でぐにぐにと刺激され、
もう一方はずっとちゅぱちゅぱと口内で暴れる。
この快感にあたしは耐えきれない。
変な声が抑えられない。
「っあ、い、あ、‥‥‥んっ、ああぁ」
ぴちゃぴちゃ、音が響けば興奮してくる。
なんだかほてりがひどくなってきた。
身体の奥が、ママを‥‥‥
「ゆ、いと‥‥‥さ…」
「え?」
あたしはママの本名を呼んだ。
すると行為はいったん途切れる。
「あの‥‥‥あたし‥もう‥‥‥」
「我慢の限界?」
「はい‥‥‥」
「俺の名前を言ったからには、ほかの男とはやらせないからな。覚悟しろよ」
そこにいたのは、ただの男性の唯人さん。
ママの奥底にある唯人さんという男性。
「じゃ、まずは先にいってもらうわね~」
上機嫌に足の片方を上にあげられ、恥ずかしいかっこうにされた。
「はずか、しいぃ‥‥‥」
「‥‥‥かわいいね。アンタなら受け入れられそう」
舌をあたしの股に近づかせる。
おへそのところはくすぐったかった。
濃い密林をかき分けて、ついに股に顔をうずめてしまう唯人さんを、
あたしは遠目で見ていた。
何があるんだろうか、と心構えをしていた。
その瞬間にぐっと膣に何かが入ってきた。
それはあたしに快楽を与えてくれる。