「お姉ちゃ、ん……なんで…………」
あたしは肌着になる。
至の目の前でゆっくりと、脱ぐ。
「っは…………」
至は呼吸も苦しそうだった。
ちょっと入れすぎたかな?
「至、こっち向いて」
視線をそらしていた至の前に、ほぼほぼ全裸のあたしは回り込んでみる。
その瞬間に至は顔を真っ赤にした。
その顔にあたしは欲情し、濃厚なキスをする。
ぴちゃ、という水音が響く。
「んふ、む、ぅ………」
久しぶりな男性とのキスにあたしはおぼれる。
身体を至に摺り寄せては噛みつく。
一本の線が、至の中で切れるとあたしの身体に触れてきてくれた。
高鳴る鼓動がバレるのではないかと思うほどに胸が揺れ、
そのたびに至は、決して良いとは言えないほどのあたしの胸を揉む。
やんわりとではなく、わりと激しめだった。
興奮してきたあたしも至のペニスをこする。
「ぅ………」
「もうこんなに膨れて………可愛い。あたしだけの至」
「なんか、した?」
………
………
気付かれた。
「ん-、媚薬。あたしも飲んだよ」
「なっ」
「だってそうでもしないと至のものにならないから」
「そんな」
ぱくっとあたしは至のペニスを咥えると、至の喘ぎ声が聞こえた。
「くっ…」
じゅるじゅると吸いついては亀頭を口内でぺろぺろして、
手では上下にこする。
「くぁ、あ、」
そのスピードを早くすれば、少し苦い我慢汁がかなり出てくる。
溜まっていたこともあるからか、イク寸前だ。