マニアック

ごほうびマッサージ

「はっ……、っく……!あー、もうだめ、イっちゃうから、いったん離して……」

相良君はとろけた顔で「ありがと」と私の頬にキスをする。

「檜山様より先にイくなよな」

「わかってますって。檜山様、体、こっちに向けますね」

相良君は私の足の間に入ると、

「あーすっごい凝ってますね。もうコリッコリ」

中途半端にいじめられたクリをぺろっと舐めた。

「ああっ!」

「ん、やっぱ、クリいじめられるの好きなんですね。こーんなにけなげに勃起しちゃって。そんなに触られたかったんですか」

すぼめられた唇で、ちゅうちゅぅとクリを吸われた。

「ひぁあ!だめ、そこはぁ!」

静止も意味をなさず、輪郭をはっきりさせるように舌先で転がされ、じゅぅっときつく吸われたとき、我慢できずイってしまう。

自分でも予期せぬ絶頂に嬌声しか上がらず、びくんびくんと全身が跳ねた。

それでもなお、相良君はレロレロとクリをいじめ続け、唇ではまれる。

「あああ!イク、もう、イったのにぃ!」

ずっと打ち上げられた波がら下りられず、イき続けているみたいだった。

「本当にクリが好きなんですね。ナカからえっちな液がいっぱいでてきていい感じですよ。このまま老廃物は全部出しちゃいましょうね」

私の体を支えていた原田先生が私を背後から抱きしめたままちゅっと頬にキスをする。

むちゃくちゃにいじめられているのに、キスだけは優しくてきゅんとしていたところに、クリと乳首に無機質なそれがあてがわれた。

「そ、それって……!」

「使ったこと、ありますか?」

二人が手にしているのは、ピンクの卵型のローターだった。

「きゃん!」

スイッチを入れられたローターは、触れるか触れないかぐらいの距離感で敏感な突起を弄ぶ。

「んんっ!あぁっ!ん!こんなの……!」

「どうです?さっきよりは優しい刺激で、これなら簡単にイかなくていいでしょ?」

弱にされているだろう振動では、優しく先端をくすぐるばかりだ。

気持ちいいけれど、もどかしくて、もっと強い刺激じゃないとイけない。

腰や胸を突き出せば、二人はふいっとローターを外してしまう。

「も、いじわる……っ!」

緩やかな振動が辛い。

イきたい。

めちゃくちゃにいじめられたい。

息を詰めて耐えていると、

「さて、そろそろかな」

二人はローターを外して、さっきまでのオイルとは違う液体を手に取った。

「檜山様をもっと気持ちよくさせる成分が入ったローションです。檜山様の大好きなところにたっぷり塗り込みましょうね」

原田先生は私の身体中にローションをたっぷりとまぶし、特に乳首に入念に塗り込む。

「こうしていると、まるで母乳みたいですね」

大きな手のひらで揉みしだかれた胸の先端からぽたぽたとローションが滴る。

「きゃっ!恥ずかしいです、こんなの……!」

搾乳されるような仕草にぞくぞくと羞恥心がこみ上げ、でも、こりこりと乳首を可愛がられるたびにそれだけでイけそうなくらい体が跳ねた。

「檜山様のおっぱい汁、すげぇエロい……」

「相良、口調がどんどん下品になっているぞ」

「んー。でも、直接的な言葉でいじめられるの好きでしょ?檜山様。ほら、原田先生に胸触られている間、ちんこ欲しくてアソコがひくひくしてる……」

「い、言わないでぇ……!」

余すことなく見られてしまった秘部は私の意思とは反対に相良君の指をくぷんと飲み込む。

「とろっとろ。でもきゅうきゅう締め付けてきて、今日一番ほぐさなきゃいけないとこかな……」

そう言って、相良君は固く反り返った自身を、私のアソコにあてがう。

「子宮のマッサージ、頑張りましょうね」

相良君は悪い顔で微笑み、ぐんっと腰を進めた。

狂暴に反り返るそれは熱く、どちゅんと奥に行き当たる。

「あああっ!んんんっ!」

ごりごりと押し上げられ、ナカの気持ちいいところが相良君のペニスに嬉しい嬉しいと締め付けてしまう。

「あう……おっき……!」

熱くてずっしりしたペニスを、ナカがきゅんきゅんと収縮する度に気持ち良くてたまらない。

「すげ……!ナカ、めっちゃ吸い付く……!あー気ぃ抜いたらイく……」

「早くイってもいいぞ。その後は俺が控えている」

原田先生は背後から私の身体を抱きすくめ、クリトリスをぷにっと潰した。

「あああっ!や、同時はぁ!」

「くっ……!先生容赦ねぇっスね……っ!」

――ずぶぶ……ぐちゅっ!

いやらしい水音と同時に相良君が腰を前後する。

気遣いなしでめちゃくちゃに強いピストンが、ぐりぐりと奥をいじめたとき、今日何度目かになる絶頂を迎えた。

「イクっ!またイっちゃう……っ!」

びくっびくっと体が痙攣けいれんし、愛液でもおしっこでもない何かがとぷとぷと溢れた。

「潮吹いちゃいましたね。初めてですか?」

はぁはぁと上がる息を整えることもできないまま、原田先生は私を四つん這いにさせた。そして

「だ、だめ!私まだ……」

イったばっかり、と続けることもできないまま、今度は原田先生のものがあてがわれる。

「ああっ!」

最初から最奥を狙う動きで、熱い杭がどちゅっと私のナカをつく。

そして激しく振動するローターが私のクリトリスを襲った。

「きゃああっ!だめだめだめぇ!もう、もうイくのやだぁ!」

自分の愛液やローションでとろとろのクリトリスはローターに触れる度に電気より激しく痺れた。

先端に振動をかすめる度にナカを締め付け、締め付けられたペニスはそれを叱るように奥をいじめて……溢れるそれが我慢できず、一分と待たずに絶頂を迎えた。

「ひぁ……んっ……も、きもちいいの、こわい……」

「あぁ、また潮吹いちゃいましたね……このまま、もっと続けて、コリもストレスも解消しましょうね」

………

………

………

体中の痙攣が収まらず、もうイっているのか、呼吸できているのかもわからない。

原田先生のペニスを締め付けながら、目の前の相良君のそれを口に含む……。

………

………

………

獣の交尾に似たそれは、きっとまだまだ終わらない。

- FIN -

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