手が恋人つなぎに変われば、見つめあってキスをした。
息継ぎができないほどの激しいキスに、動揺するあたし。
このままいいのかな…………
あたしは桝見くんとしたいって思ったけど、桝見くんも思ってくれたのかな?
ゆっくりと服を捲し上げてブラジャーにかじりつく。
ドエロみたいに桝見くんの舌は、あたしを気持ちよくさせてくれるように這う。
あたしの下半身はジンと熱くなる。
あたしも負けてはいられないと桝見くんのジーパンのチャックを下ろしてみた。
暗闇であまり見えないが、触れてみればかなり勃起している。
すぐにでも入れたい。
お願い。
もう限界…………
「もうほしいの?」
「……なんでもわかるんだね。あたしのこと」
「なんとなく」
「ほしいよ。犯して………」
「………うん」
真夏の暑いベンチに横になって足を開いた。
膝裏を捕まえて、あたしの秘部をくちゅ、と舌で舐める。
身震いがして、イキそうになる。
「ぁ、だ、め。いっちゃ………ぅ」
「いやらしい。じゃぁおねだりしてみて」
「…………お願い、桝見くんに犯されたい……あたしをわかって」
「いいよ」
言って間もなく即入された。
矢吹くんなんか比にならないくらいの大きなものと太さ。
すべてがあたしに繋がった。
「んあ!!」
「っ……気持ちいい」
「はぁ、……ん」
「行くよ?」
初めはゆっくりと。
そして激しくなっていく。
「あ、あ、あ、あん、ぁう……、んっ」
「あんま声出すとバレるよ?外でいけない卑猥なことしてるって。それとも見られたいの?」
誰かに観られているかも、と言われれば益々興奮してきた。
カァーっと恥ずかしくなる半面、膣がきゅんとなった。
それに気づいた桝見くんはスピードを上げる。
しかもかなり激しい。
子宮が痛いって
気持ちよすぎるって
全身に伝わっていく。
血が全身を駆け巡るように、桝見くんで感じてる自分に酔っぱらって、
あたしは気が付けばあっという間に絶頂に達していた。
「続きは……ホテルに行ってからな」
「……うん」