呆気なく絶頂した。
雌孔がひくひくと痙攣しながら文也を締め付けて、精液を
文也は舌なめずりでもしそうな表情で、私をじっと見下ろしていた。
「はぁっ、かわい。夏美のイキ顔最高にえっちだね」
再び大きな動きで、とろけた淫孔を
引っ切り無しに喉から溢れる嬌声は、もはや悲鳴に近い。
「くぅ!こんなにきゅうきゅうと締め付けて……!
はは、俺のおちんちんでおまんこズポズポされて気持ちいいんだ?」
「あうっ!ァあ!だめ、だめぇ!またイく、イくの……っ!
は、激しくしないでぇっ!いやっ、いやぁっ」
度を超えた性感に翻弄されて、本能からでた哀願だった。
ぼろぼろと涙を溢れさせて訴えながら、逃げようと腰を
「気持ちよくてガチ泣きとか……もうそれ、煽ってるよね?」
「ひっ……!やっ、やぁーーッッ」
びくびくと跳ねる身体を抑えられたまま、獣じみた腰使いで犯される。
まるで交尾のようで、しかし紛れもない交歓だった。
「くっ、ああ!気持ちいい、夏美、夏美……っ!」
「んぁっ、やぅぅ!激しいよぅっ!も、イく、またイっちゃうぅっ」
「ッ、俺も、もう……っ」
一層激しく突き込まれ、私は泣きながら喘いで文也に
激しい情動を叩きつけるように、私の顔中に口付けながら文也が歯を
「夏美……受け止め、て」
じゅご、と最奥に雄根の先端がめり込む。
絶頂させられて開いた子宮口から流し入れるようにして、
びゅくびゅくと文也が精液を吐き出した。
「んああッ!せーしあたる、おく、??ッッ」
「ぐぅ……ッ!あぁっ!とまら、な……」
恍惚を極めている私の子宮に、容赦なくどぶどぶと吐精しながら、
文也は悩ましげな表情でうっとりと瞳を
涙で
「はぁ、は、夏美……」
私を見つめて愛おしそうに囁きながら、文也は余韻を楽しむようにゆるく腰を動かしてくる。
それが気持ちよくて恥ずかしくて、両腕で顔を覆った。
「……も、もう、抜いて……」
「駄目。もう少しこのまま。夏美の奥まで俺の匂いを付けておかなきゃいけないから、ね?」
「……っ」
常に優しく丁寧に私に接する彼の、
身勝手にも聞こえる台詞に胸がきゅうんとときめいてしまう。
私は文也が好きで好きで堪らないのだ。
だから、ーーこれは不可抗力。
「文也、もう一回……」
「……ふふ。仕方ないなぁ」
私達の初めての夜は、まだまだ終わりそうにない。