マニアック

誕生日に危険なプレイ…

柔らかな絨毯じゅうたんがひいてあり、鏡に背中を預けて二人の身体が絡み合う。

ピンと勃ちあがった乳首に雅史が吸い付き、舌でちろちろと刺激された。

敏感になったそこは、その刺激に悦んでしまう。もう片方は指でこねられ、彩乃は快感に震えた。

声を出さないように唇に力を入れ、雅史の下腹部をジーンズの上から撫でる。

二人の息は次第に上がり、ばれないように声を抑えながらも興奮はどんどん高まった。

ひざ丈のスカートを腹までたくし上げられ、脚を開かされる。

そこはすでに濡れ、ショーツが割れ目に沿って張り付いて色を濃くしていた。

そこを指でひっかくように刺激され、声がでそうになる。

彩乃は快感を必死に耐えながら、雅史のジーンズのチャックを下ろし、性器を取り出した。

ペニスはすでにビンビンに勃起し、先端がしっとりと先走り液で濡れている。

「は、んっ……」

下着をおろされ、雅史の指が入り込んでくる。

愛液でぬるぬるになったソコは異物をスルリと飲み込み、中で指を動かされて、彩乃の身体がビクンビクンと小さく跳ねる。

彩乃も雅史のペニスを上下にこすり、腰をくねらせた。

愛液がとめどなく溢れ出し、指を動かす度に小さく水音がたつ。

それが外に聞こえてしまわないか不安になったが、店内で流れている音楽が試着室にも聞こえてきているので、きっと大丈夫だろう――そう思うと、腰の動きが大胆になってしまう。

細長い指でナカをぐちゅぐちゅとかき回されて、もっと太いものが欲しくて下腹部がジンジンと疼いて仕方がなかった。

敏感になったクリトリスを時折掌が擦り、それがたまらなく気持ちいい。

それだけで絶頂してしまいそうになり、乳首をつままれて身体が淫らにくねる。

「はあ、んんっ……まさ、ふみいっ……」

ペニスの先端をつまむようにして彩乃の手が動き、先端の孔を指先で刺激する。

それにこたえるようにしてペニスもびくびくと震え、溢れた先走りが竿を伝った。

「挿れて……いいっ……?」

耳元で余裕のなさそうな雅史の声。それがゾクゾクと身体をわななかせ、彩乃はこくこくと頷いて脚を広げた。

ジーンズのポケットからコンドームを取り出し、雅史が装着する。

すぐに割れ目にペニスの先端があてがわれ、ソレはゆっくりと彩乃の中へと挿入された。

「は、あ――」

熱くて硬いペニスが、ずぶずぶと肉壁を押し広げて中へと入ってくる。

敏感な内壁をペニスにぐいぐいと押し上げ擦られ、気持ちよさに「ふぅうっ……」と小さく声が漏れてしまう。

根本まで中へ沈み込み、ペニスの先端が深い場所を押し上げる。腰を軽くゆすられて、たまらない快感に雅史にしがみつく――その瞬間だった。

 

「お客様、試着の具合はいかがですか?」

 

とんとん、と扉をノックされて、驚いて二人の身体がびくっと跳ねる。

「よろしければ、様子見させていただいてサイズの調整も出来ますが――」

「あっ、いえ、大丈夫ですっ……!」

「でも随分長く入られているようですので……」

「いえ、そ、の……ふぁっ!」

雅史の手が彩乃の腰骨をつかみ、腰がゆっくりと動き出す。

ぬちゅ、と粘着質な音を立てながら、ペニスが彩乃のナカを擦り上げ始めた。

「お客様、いかがなさいましたか?」

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