「控えめな女がいいなら、そうするけど?」
「俺はそのままのサナちゃんがいい」
タッくんは私をベッドに押し倒すと、私の片方の胸を愛撫しながらもう片方の知首を口で吸い始めた。
「やっ…!ああっ…」
タッくんも見かけによらない。
おっとりした雰囲気のくせに、胸の吸い方なんて野獣みたい。
とっても気持ちがいい。
「やだあ…。もっと…して…」
あまりの気持ちよさに私は大胆なことを言ってしまう。
「気持ちいい?」
優しい声が私に聞く。
「うん…」
「何が気持ちいい?」
「え?」
「何が気持ちいいか言ってくれたら、もっと気持ちよくするよ?」
前言撤回。セックスの時のタッくんは意地悪だ。
「ほら、早く」
「胸を舐められるのが気持ちいい…」
私は渋々という雰囲気で答える。本当は渋々ではないけど。もっといじめてほしい。
「分かった」
「っやん…っ!」
今度はさっきよりも激しく乳首を吸われて、舌で転がされる。
口を使っていない方の乳首は指でつままれたり転がされたり。
「ああ…!だめ!」
私、胸でイっちゃった。
タッくんの舌は私の体を舐めながら、下へと移動する。
「っやっ…!」
動く舌が私のクリトリスを舐めながら、指を膣の中に入れてくる。
「ごめんね。痛かった?」
タッくんがすまなさそうに謝ってきた。
「ううん。平気。ごめんね。ちょっと、驚いて」
私は彼の頭を撫でる。
タッくんは安心した顔になると、私のアソコに顔を埋める。
舐められたクリトリスはジンジンして、気持ちいい。
体がふわふわした感覚になる。
膣に指を入れられたけど、痛いのは入れる瞬間だけ。
ゆっくり動かされて気持ちがいい。
前につき合ってた男とした時は、痛いだけだった。
「やぁ…ん…」
私の頭は中から溶けそうな気がした。
それだけタッくんの愛撫は気持ちがいい。