触れられたい
触れていたい
こんな気持ち…あったんだね
胸を全体的に揉まれてからは、キスをしながら壁に移動させられた。
うまくしてんなー…
それから、盛り上がって興奮してるコウキは唇を離して胸に吸い付いた。
何とも言えないしびれを感じた…やばい、気持ちいい。
正直ひとりエッチはなんどもしてた。
………
………
けどそれとはまったく違う快感が。
こんななら…最後までするんだったら……
もっと気持ちいいのかな…
は!!
なんていやらしい考えだな。
あたしらしくない。
「ゆき…俺だけ見て」
「ん…コウキ…」
「触ってて。俺も触るから」
あたしの手首をつかんで、コウキのアレの場所に…
感想は…太かった。
かな。
「触ったら上下にこすってみて」
「うん…」
言われたとおりに…
余裕にしてたコウキは少しだけ声がはねた。
おもしろくなってあたしは、ドンドン早くしてみた。
「ぁ…のさ、どっからそのテクを?」
「え?いや…この方が気持ちいいかなって」
「うん、気持ちいー。よしお礼するわ」
そう言ってあたしの左の首筋に吸い付いた。
さすがに何をしたのかは察しがついたから、怒りそうになる。
「これで俺のモノっていう証拠」
それからはあたし、なにかを考える余裕が全くなかった。