ついに越えてしまった禁断の一線
ホテルのフロントに行き代金を支払った後、どの部屋を選ぶか表示されていた各部屋のパネルを前に、
「加山さんは洋室と和室どちらのタイプの部屋がいいですか?」
「私はどちらでもいいよ。亀山くんの好きな方でいいから」
「じゃあ、たまには和室の部屋にしましょう」
たまにはと言われても私は初ラブホテルなので、意味がちょっとわからなかったけど、彼は303号室の和室の部屋ボタンを押して、出てきた部屋の鍵を手に取りました。
部屋がある3階に向かうためにエレベーターに乗り込む。
彼が3階のボタンを押して扉が閉まり、上に向かってエレベーターが動き出す。
静まり返ったエレベーター内でわずか数秒のことだけど二人きりになりました。
私の胸の鼓動が激しく鳴り続けているのが聞こえるんじゃないかと、すごく恥ずかしい気持ちになりました。
3階に到着して部屋の前に来ると、彼が鍵で部屋を開けてくれましたが、彼も緊張していたんだろうか、鍵を鍵穴に入れるのに少し手こずっていたようです。
部屋に入ると旅館のような畳の部屋があり、そこで部屋の冷蔵庫に入っているお茶でまずは一服をしました。
亀山くんは緊張を紛らわすためか、タバコを一本吸い始めました。
私は洗面所に向かって、先にシャワーを浴びるために服を脱ぎ始めます。
用意されていた歯ブラシが2つあったので、1つ手に取って歯を磨き、磨き終えると風呂場に入ってシャワーで入念に汗を流しました。
よく見るとラブホテルではどちらかというと珍しい檜風呂があったのです。
ちょうど体を洗い終えた頃に、一服して歯を磨き終えた彼が風呂場にやって来ました。
さっきまでのTシャツとジーンズ姿でもわかるぐらい体格はかなりよかったのですが、衣服を脱ぐと思っていた以上に鍛えられた体に私のドキドキが止まらなかった。
私は早く彼の体に触れたくて彼がシャワーを浴び始めると、ボディソープを手にとって彼の体を洗ってあげました。
突然の私のアプローチに亀山くんは少し驚いた表情を見せたけど、すぐに身を任せて洗わせてくれたのです。
まずは正面から両手で彼の分厚い胸板を円を描くように洗い、その後、後ろに回ってわざと胸を押し当てながら、前に手を回して彼のアソコを洗ってあげました。
すぐに肉棒はたくましく硬くなり、天に向かって勃起し始めたのがわかりました。
シャワーで泡を全て流し終えると、興奮を抑えきれない彼は、食い気味に私の唇にむしゃぶりついてきました。
「うぐ・・・、うん・・・、うふん」
私は思わず艶めかしい声が漏れてしまい、彼も息遣いが荒くなってきて、そのまま胸を揉みしだいてきたのです。
「いやん・・・あん、感じちゃう・・・」
「ああ・・・、加山さんの胸すごくキレイで柔らかい・・・」
そう言って彼は私の膨らんできた左右のつぼみを交互に口に含み、弾くように舐めてきました。
そして、彼の舌は秘部に向かって下がっていき、私の秘処を愛撫してきたのです。
「ダメダメ、そのまま舐め続けたら、もうイッちゃいそう」
彼の舌技に頭が真っ白になり、思わず腰が砕けて浴槽の縁に座り込んでしまいました。
「ちょっと体が冷えてきたかも。湯に浸からない?」
そう言って彼の手を引っ張って、冷えた体を湯に浸かって温まりました。
彼の顔を見るとなんだかまだまだ物足りなそうな表情をしていたので、少し体が温まってきたところで、今度は私が彼のアソコを湯の底で擦ってあげました。
まだまだこれからだと言わんばかりのいきり立ちようだった彼のペニスは、さらに擦り続けてあげると、ますます硬く反り立ってきたのです。
湯面から出て体を拭き、手をつないで風呂場からベッドに向かいました。
熱いキスをしながらお互いの舌を絡め合い、そのままの勢いでベッドに倒れ込んだ。
彼の股間に手を伸ばすと、先っちょ部分からはテラテラ光る先走り汁があふれ出し、彼のいやらしいニオイが漂っていました。
そして、彼は私の口元にいきり立った陰茎を押し付けてきました。
私は体を起こして彼の上に跨ると、お互いの性器を夢中になって舐め合い、頭のてっぺんから足の先まで、しびれるような快感が走ります。
その後、彼の敏感な部分を剥き出しにして舐めあげると、私のお尻と太ももに抱きつきながら、体を硬くさせたのです。
「はうっ、出る・・・」
あっという間に果てて腰をビクビクさせている彼の淫らな姿を見ていると、私の下半身にもついに快感の波が一気に押し寄せてきて、
「ああ、私もイッちゃう、イクッ!」
彼の喘ぎ声に刺激されたのか私も同時に達してしまい、私の口の中には大量に精液が発射されていました。
私は彼が出した精液がいとおしくなり、全部丁寧に舐めて飲み干してあげたのです。
時計に目をやると、日をまたいで午前1時を過ぎており、快感の余韻に浸りながら、そのまま朝まで2人寄り添って眠り続けました。