ハイジさんは体制を代え、私の胸に吸い付いた。
「はぁっ……んんんっ……」
とろんと唾液たっぷりの舌が左の乳首をちろちろと撫でまわし、
右は指でくるくると優しくくすぐられる。
「ふぁっんんんっ！ 胸も、すごぉい……」
――ちゅっちゅ……ちゅぽっ！ ちゅっぢゅうう……
「ふふ……泉ちゃん夢中になっちゃって……こっちも忘れてない？」
ナカを舌で柔く刺激していたクララさんはべっと舌を伸ばし、
散々弄られていたクリをいたわるように舐める。
「はぁああああっ！ あぁああっ！ だめだめだめぇっ！ もう、クリはぁあああ！」
ちろちろと舌先と先端が優しく擦り合わせられたかと思うと、
舌のざらざらした腹を使ってゆっくりゆっくりなぞられる。
全身がぞくぞくと泡立ち、目の奥がちかちかした。
「ん……こりこりクリちゃん、舐めやすくておいし……ちゅ……」
「ああああ！ だめぇえええ！」
ちろちろと優しく撫でられるだけでもイキそうなのに……
ぱくりと緩急つけてきつく吸いあげられる。
絶頂間近で放置されたクリには強すぎる刺激で、
私はあっという間に果ててしまう。
「んむ、ちゅぅうう……あは、イっちゃったねぇ」
「はぁ、はぁ……あう、も、すぐ触っちゃいやぁ……」
「なんで？ イかされまくるの、気持ちイイよ？」
「はうっ」
ハイジさんは
「私はまだだし」
と素知らぬ顔のまま乳房を揉みしだき、こりこりと乳首をつまむ。
クララさんはイったばかりのクリトリスをこりこりと親指の腹で擦り上げながら
ナカに指を挿入した。
「あっ！ あぁあああっ！ イクっ！ またイクっ！」
――ぬぽっぬぽっつぷぷ……
長い指でそこを押し上げられると、
尿意に似たそれががクリに伝わり、
こしこしと擦り上げられるともう身体は自分のものではないみたいだった。
「イクぅうううっ！」
その絶頂が、クリによるものか、
ナカによるものか、はたまた乳首なのか、もうわからない。
アソコからは愛液とは異なるえっちなそれがこんこんと吹き出し、
その排出すら気持ちいい。
………
………
「派手にイったのに、潮吹きはおとなしめなんだね」
「いいじゃん、泉ちゃんらしくてエロいよ」
上がった息。絶頂を迎えてもなお、びくびくと痙攣する身体。
ぼやける視界……脳まで痺れる快楽に、
心と肉体がばらばらにされるようなのに、昏い喜びが私を満たす。
「泉ちゃん、体制変えるね」
「ん……はぁ……」
