マニアック

一難去って大当たり

 ――ぢゅぷっ! ぬぷっぢゅぷぷ……

「あっ、あっ! だめぇっ! くすぐった……」

「くすぐったい、だけ?」

「あぁあっ! 息、やぁああっ」

 吐息を吹きかけられ、もう片方を塞がれると、

感覚が鋭くなり、音にも刺激にも敏感になってしまう。

 ぞわぞわした刺激に背筋がしなり、

くすぐったいそれからにげようにも頭部を固定されてしまって抵抗できなくて……

レロレロと大胆な動きで輪郭をなぞられるたびに、体中がびくびくと痺れた。

「ふふ……苛められる泉ちゃんもかわいいなぁ」

 火照った身体を慰めるように膝をすり合わせれば、

二人は獲物を目前にした肉食獣のように舌なめずりをする。

仰向けになった私の羞恥をあおるように、足元のクララさんは私の膝裏を持ち上げ、足を開いた。

「あぁっ……これ、恥ずかし……っ」

 大きくさらされた秘部……ホテルのわざとらしい照明の下、

二人の視線がそこに集中する。

「濡れてるね……触り心地もプリプリじゃん」

「いいね、肉厚でかわいい。クリも、乳首も、つまんでほしそうにしているね」

「はぁ……んんんっ……」

 クララさんは蜜をこぼすソコにそっと口を付けると、

ちゅぷちゅぷと音を立てながらふちをなぞり、

ゆっくりとナカを味わうように舌を前後させる。

「あっあっ……そ、れぇ……っ!」

 指とは違う、柔らかくて生暖かいぬるぬるしたそれは味わったことのない快楽で、

恥ずかしさと、生々しい刺激につい逃げ腰になる。

 一方、ハイジさんはそんな私をにやにやと見下ろし、

きゅむっと乳首とクリトリスを同時につまんだ。

「きゃうっ!」

「こりこりで簡単に摘まめちゃうね。

いいな、ここで拾える刺激って、私達の何倍も鋭いんでしょ?」

 ――にゅちゅにゅにゅちゅにゅ……

「あうっ! あぁん!」

 くりくりと指ですり潰すようにされると、

ぴりっとした痛みとともに強すぎる刺激が全身を走った。

 どぱりと溢れた愛液は、クララさんが音を立ててじゅるじゅるとすすり、

そこから零れたものをハイジさんが掬いあげる。

とろとろの恥ずかしいお汁はぴんと立ったクリに擦り付けた。

 ――くちっくちゅくちゅ……

「あんっ! きもち、いいですぅっ……っ! ああぁっ」

 指先でくるくると輪郭をなぞられ、勃起したクリトリスは左右をこちゅこちゅと撫でられる。

くすぐられるような優しい仕草のせいでどんどん快楽がクリに集中してしまい、

触れられる度にもっともっとと懐くように固くなっていく。

 下から上へと擦り上げられるとたまらず背が弓なりになった。

「はうっ! クリ、もぉイク……」

「んちゅっ……本当に敏感なんだね。

ハイジにクリを弄られるたびにナカがきゅんきゅんしているわぁ。

ずず……っエロい液、止まらなくてかーわい……。

ほら、ハイジ見てよ。泉ちゃんのアソコ、ひくひくしてる」

「本当だ。もうすぐにでも挿れたくなるくらいとろとろね……

みて、真っ赤におねだりしているクリもかわいいけど、

けなげにもっと触って欲しそうにしている乳首も最高よ」

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