「いれるからな」
「ま…………」
「待たない」
そう言われれば、膣に固くて熱いものがググっと入ってきた。
「っ…………」
それはゆっくり、ゆっくり、様子をうかがうように入ってくる。
ガチガチになっていると竜也は胸をペロペロと舐める。
そうすればあたしの力は分散されてより奥へと入れるようだ。
「っは、は……なぁ、どう?痛いか?」
「痛いより、くるし………」
「これは?」
わざと大きく突き上げられた。
「んあっ!」
「気持ちいいって声が言ってるぞ」
「ぃあ、なんで……さ…………」
「いいから聴けよ。お前のおじさんの浮気相手は、俺の母さんなんだ」
「!!」
いきなり真相を言われた。
「本当にすまない。俺の母さんのせいでおじさんが………しかもこんななるまで言えなくてゴメン」
別にあたしは…竜也を責めることもないのに、
この人はなにを恐れているんだろうか。
「泣かないで、竜也」
「!」
「大丈夫だよ。あたしは。ってか今までよくも隠してたわね」
「おばさんから止められた。ここの家にも近寄らないでほしいって言われてな」
「そんな」
「……しかもこんな形になるとは。俺、理性もたねぇな…………」
「竜也?」
「…ま、いっか。今はお前を抱けるならそれでいいや」
そしてその次からは優しくゆっくり腰を突かれた。
「んあ!」
「気持ちい……」
あたしが声を上げるたびに竜也はドンドンスピードを増していく。
なんだか気持ちよくてどこかに飛んでいきそうになる。
竜也もなんだか気持ちいいって表情になってるし、
あたしも…………なんだかんだで感じてるし。
うん、気持ちいいね。
このまま繋がっていたいな…………
と、考えていると、ドン!という音とともに、家の明かりが全部消えてしまった。