考えていれば、孝介くんもあたしの隣に近寄ってきた。
恐る恐る手を伸ばして、あたしの首筋をなぞった。
それにすら感じてしまい、あたしは身体をびくつかせる。
「怖くねーからな、孝介」
「う、うん」
孝介くんが混じった。
悠介はあたしを寝させて、膣の入り口にあるクリトリスの周辺をなぞっている。
孝介くんはというと、胸にゆっくりとねっとりと舐め始めていた。
「ふ、ぁ‥‥ぃやぁ、」
二人同時に責められれば、あたしの思考回路は停止しただ感じるだけ。
徐々に上り詰めるあたしの身体は正直すぎだ。
足を少しだけ痙攣させていれば、気づいた悠介はクンニを止めてあたしの顔を見る。
「うっとりしてるなぁ。イキそうなんだろ?」
「い、きそ‥‥‥もぅ、」
「孝介、イかせてやれ」
「どうやって‥‥‥?」
「思う存分胸を責めてみろよ」
「わかった」
兄に従う良い弟。
そんな弟がただの男になってあたしの胸を揉みながら、胸の突起にしゃぶりついて犯される。
こんなセックスしたことない。
素直になろう。
そう耳元で悠介はつぶやいた。
「い、ぃっちゃ‥‥うから、だめぇ、ん‥‥あ、ぁ」
抵抗の声すら喘ぎに含まれているだろう。
孝介くんの口内で胸の先端ははじかれて、反対の胸は親指と中指でつねりだし、人差し指でぐにぐにと刺激される。
こんな快感は、媚薬を飲んで悠介とセックスしたとき以来だな。
快感と言っても悠介のペニスが挿入されていないのに、胸の刺激だけでイってしまう、という快感だ。
ずーっとひたすら胸の刺激ばかりであたしはたまらないんだ。
気が付けば、イきたくて孝介くんの頭をつかんでしまう。
「もぉ、だめぇ!いっちゃ、う!!もっと、気持ちいいぃ!!!んあ!っ~~~!!!」
あたしはイった。
孝介くんの胸への執念でイってしまった。
肩で呼吸して苦しいんだが、孝介くんは行為を止めない。